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宮沢けいすけ KEISUKE MIYAZAWA

2014年8月7日

宮沢担当部分の会派要望 原案

会派要望で私の担当の項目について掲載します。
また、ご意見お聞かせください。

2.東静岡市有地
セントラルパークとして野外イベントやXスポーツなどへの積極的活用

(背景)
東静岡駅前市有地については、合併協議会よりアリーナ構想が取り上げられていたが、静岡県の草薙総合体育館立て直しと同時期にあったことから重複施設への懸念により、アリーナ構想の検討が一時停止状況であった。
その後、開催された「模型の世界首都 静岡ホビーフェア」では開催8ヶ月間で予想を大きく上回る来場者160万人を達成した。この成功は現在の敷地が更地であったから出来たイベントでもある。また、現在は積極的に貸出はしていないものの、貸出した場合の使用料金は月額1800万円の収益が見込め、政令市の中においては駅前に屋根のない土地は珍しいのである。

(目的)
 以上のことから、アリーナ建設ではなく希少価値のあるセントラルパークとしての整備を勧め、NYのセントラルパークのように市民の憩いの場であり、文化芸術の発信地としての活用を進める。

2-2.東静岡駅市有地市民整備案
(背景)
市には資金がない。
民間事業者であるエスパルスがサッカーグラウンドを欲しいのであれば、市の土地を貸与してはどうか。
サッカーの町として発展するのは、立派なサッカーグラウンドがあるからではない。市民の応援があって初めてできるものだ。スタジアムを整備したいという目的で清水エスパルスが寄付を募ったらどうだ。広島の市民球団のように、市民が育て上げ、資金が集まったらサッカーグラウンドを建設する。
J3の藤枝MYFCですら、グラウンドは市民からの協力だ。集まらなければ、セントラルパークとしての利用を継続する。
(目的)
市民が応援し、作り上げてこそ、初めてサッカーの町静岡と云えるだろう。
清水エスパルスも球団(チーム)をあげて、市民への啓発に取り組んでいただけるように期待したい。

4.大谷・日本平
 静岡市の将来を担う、世界のコンセプトを絡めた先進地域へ
(背景)
この大谷・小鹿地区については2005年の市街地編入に向けた取り組みや、大型ショッピングモール誘致の動きがあるものの、静岡市の方針として平成25年3月交付「静岡市良好な商業環境の形成に関する条例」により郊外への大型商業施設の立地が規制される運びとなった。一方で、ネクスコ中日本との協議が終わり共同で進める静岡東スマートインターチェンジは平成29年度に開通する運びとなっている。
 そのような中で、平成25年度大谷まちづくりのコンセプトが決定された。そこには5つのコンセプトが区切られているが、継続的にここで要望したいことは中身である。
① 食と農を元にした核となる施設の設置
・日本初、商業用陸上クロマグロの養殖の推進
・静岡大学の農学部と連携した水耕栽培、薬草の研究の推進
・農業と食をつなげた施設の設置
② マイクロファクトリーの設置
 ・市内企業移転の推進
 ・企業間のイノベーションの推進
 ・新産業の誘致と支援
③ 物流拠点の整備
 ・駐車場とストックヤードを共有できる新たな物流拠点の整備の支援
 ・住宅地にある市内物流企業の市内企業移転への支援
④ 日本平サービスエリアの誘致
 ・ETCを活用した一時休憩地点として、大谷まちづくりの各施設の利用とその場での市内観光の拠点としての整備の推進
⑤ エネルギーの自立に向けて地元企業との連携・支援

(目的)
 民間企業での取り組みが主な事業とはなるが、官地を除く約90haにもなる開発については静岡市の関与が重要であることと、市長も云われるように静岡市の今後を左右する一大拠点をなることが考えられるので世界のコンセプトをここで実現することは静岡市の将来に大きく左右するので上記を要望したい。

6.駿府城(家康城)の再建

(背景)
 駿府城の再建に向けた取り組みは古くは20数年前からある運動である。そこに来て、本年10月には再建を主張する団体も一本化され、7月においては川勝静岡県知事も市の問題としながらも再建について前向きな意見を公表し、静岡市田辺市長も過去の検証には拘らず検討したいという旨の発言をしている。

再建にあたっては3つのポイント
① 世界最大の木造建築 
日本の伝統的な職人技術を元に再建するその姿は富士山を借景に聳える世界最大級の木造建築物(高さ45m)であり、木造での建設を要望する。
(※近年では、木材加工技術の発達により、イギリスでは木造建築で9階建てのビルも建築されています。)
② 市民・民間の協力
②-1基金の活用
静岡市には「駿府城等駿府公園再整備基金」が約20年前に議会で条例制定されており、企業や個人はその基金にお金を支払った場合に損金扱い(税控除として使用可)となる基金が既に制定されており、市民の出資・市民の参加による再建の推進を要望する。

②-2民間活力の導入
 PFI、PPPの活用による整備の推進。
 国も手続きを簡素化して、民間活力の導入を促進するそうだが、市としても積極的に民間活力による再建を要望する。

③ 観光資源
300年先に残る家康公の城を市民の手で作りあげる。
それもスペインのサグラダ・ファミリアのように時間をかけて、建築の様子も観光資源として活用すればいいのです。世界で唯一、260年余の天下太平の世を築いた徳川家康公の城、日本とイギリス、オランダなど世界の国々との国交が始まったのもここ駿府、家康の城で調印が行われました。静岡市と世界との交流・平和のシンボルとして、市民の手で築城できると考えています。

(目的)
いよいよ2015年は徳川家康公顕彰四百年の年度と再建に向けた事業スタートとしては最高のタイミングである。この事業も、市民の寄付が集まらなかったら、そこまでの事業です。まちづくりの中心は市民である。
何もやらないで衰退するより、市民一同、思い切って挑戦し、活気ある静岡市となることを切に願う。
 合わせて、県知事にも協力の要請をすることを要望する。

14.防災・津波対策(宮沢)
静岡市の人口減少の一部ではあるが、震災への影響も考えられる。
一刻も早く、安心・安全のまちを全庁あげて、全力で取り組むことを要望する。
(ソフト対策)
・災害図上訓練のさらなる拡大と町内ごとに実施。
町内ごとのワークショップでは防災士などのボランティアの導入を進めること
 ・消防団と町内の防災担当との連携を図ること
  防災担当には一定期間地域に消防団に加入することを推進し、消防団員は地域の防災
員としての活動に加入すること
  ※別紙参照

(ハード対策)
・津波対応について、レベル1対応でかなりの被害軽減が見込める。
静岡県としてはレベル1対応をハード面で対応するとして10年で2000億円の予算を組んでおり、その実施については地元意見も尊重し、決まったところから実施する旨の方針である。市として、方針を早期に決定し、積極的に働きかけ津波被害への軽減を早急に対処してもらいたい。

19.みどり条例の推進
市としての整備を進め(計画的にすることで今よりも経費の削減が期待できる)、さらに地元市民との協力により、緑豊かな静岡市の実現を目指してもらいたい。若い世代の流出が最も多い静岡市において、憩いや景観美をもたらしてくれる「まちのみどり」は、まちづくりにおいても、若者に愛されるまちとしても、重要な施策である。ぜひ、積極的にすすめてもらいたい。

(背景)・・・要約可能 
宮沢が2年間で、全国の緑化について調査した内容をレポートとしてまとめた。
 そのレポートの「はじめに」を参考に記載する。
 石井さんの方で、要約願います。

街中の緑化について、静岡市在住の方はどのように感じるだろうか。山にはみどりがあるし、所々に公園もある。私自身そもそも、街中のみどりの必要性やその効果自体について「あればあったに越したことはない」程度の感覚であったが、実情について静岡市域の緑化率、全国の20政令市を比較したところ、市街化区域内に整備されている街路樹は平成22年度時点で20政令市中ワースト3位、平成18年度まではワースト1位、続いて公園面積、公園設置数共に20市中ワースト1位。このことから市民から発せられた声は切実な声・要望であると捉え、他都市の事例や取り組みについて調査を始めた。
 このレポートではまず、緑化が進んでいない事について街路樹や公園数だけを問題として捉えることをせずに、第1章で緑の多様な機能の検証をし、緑化が生活においても潤いを与え、また緑化事業の投資的効果について検証した。
続いて、第2章では政令市20都市と静岡市との比較を行った。特に、なぜ静岡市で緑化が進まなかったのかを、道が狭い、山があるから、お金がないなどよく云われる、不可能とされる理由が果たして本当にそうなのかを様々な角度から検証し、緑化先進都市注1)と静岡市との違いは何であるか、緑化が進まない理由はそこではないことを実証した。
第3章では現地調査に訪れた、北九州市、広島市、神戸市の緑化政策が進められてきた背景を踏まえ、政策的な比較により静岡市の課題を明らかにする。特にそのまちのビジョンはどうか、街路樹などを管理する制度があるか、民間との協同はどうかなど、制度ごと静岡市と先進市とで比較した。結論、静岡市は先進都市に比べてビジョン、道路緑化マニュアルや街路樹管理マニュアルなどの制度、基本となる街路樹の台帳不足、市長の姿勢が欠如している事が明らかになった。
最後の第4章では第3章をもとに、静岡市が緑化を進めるにあたっての今後のビジョン、また静岡市で導入するべき緑化政策や先進的な緑化政策案について考察した。
おわりにでは、これまで検証した第1章から第4章までを静岡市に具体的な提案として行った結果について、平成25年度より実際に静岡市に導入された制度も踏まえ紹介する。
また、先に述べておくが緑化整備と一口に云っても多岐に渡ることから、緑化を市街化区域内にある都市公園と市域の道路沿道に整備されている街路樹とし、具体的な制作比較は主に街路樹について論ずることにした。

□ 追加
20.久能石垣苺を世界農業遺産登録へ
背景
久能石垣苺の発祥は諸説あるが、古いところでは明治二十九年松平健雄宮司より託された苺苗を玉石の間に植え、温室の無い時代、 地道な観察と研究の末、冬にもかかわらず石の輻射熱を利用した甘く香りの高い苺の栽培に成功したことによる。
観光農業としてのいちご狩りの歴史は今から100年前をされているが、日本における観光農業の始まりではなかろうか。
 国宝久能山東照宮を背後に控え、羽衣伝説を持つ羽衣神社(西平松から三保)に挟まれた地域で栽培されており、古くから文化的にも発展した地域である。

21.世界遺産構成要素の三保松原から折戸湾の復元
背景
 日本3景、松島、天の橋立、三保羽衣の松。
以前の清水の景観を歌った歌がある。清水八景、秋葉神社のご住職、天野対空さん。
鉄舟(寺)、龍芸(寺)、湾頭にそびえ、日本平を收む、天下の景、美保羽衣霊性の松、織戸帰阪の船、袖師ガ浜は麗人の憂いを残し、秋葉の浙江、清見の松韻、客情を浮かぶ
(芸妓の歌であった)(観光協会で調べればわかる)
 本来最も美しい景色は折度湾から望む富士であった。貝島には貝島御殿があり、三保羽衣、日本平周辺に多くの文化人が移り住んだ。
(目的)
 現在の折戸湾は貯木場後の杭が残り、接する工業地帯は衰退を姿を見せている。今後は杭の撤去を県に要望すると共に、汚泥の貯まった湾内の水質改善を要望する。市は、周辺の景観の復元を推進してもらいたい。

22.観光大使含め、市を宣伝してくれる大使を募集、もっと増やす
(背景)
観光交流都市を目指す本市において、限られた経費でどのように外にPRをするかが課題である。
一方で、静岡市出身の芸能人や文化人も多数いる。彼らは、日々日本中で講演し、地元静岡市の話をしてくれている。いわゆる、歩く広告塔である。彼らに静岡市をより宣伝してもらうためには公的肩書きが必要である。そこで、茨木では観光大使が数十名もいる。静岡市は観光親善大使の2名のみである。もったいづけないでもっと任命してはどうだろうか。静岡市に一人でも多くの人を連れて来てもらう事が重要なので、増員を要望する。
(目的)
 観光大使の増員で観光客を増やし、静岡市の知名度を上げる

23.政令市である静岡市、専門的人材育成に特化する
(背景)
世界的にヒットしている、リンダ・グラットン、WORKSHIFTによれば、今後ゼネラリストは必要とされない社会が近い将来やって来る。
ゼネラリストを育成する本市の人材育成を変える必要があるのではないか。政令市になっても、専門的な話が出来ないのであれば、特別自治市など夢のまた夢。自立でき、管理監督、指導が出来る職員の育成が急務である
 (目的)
 計画的な専門官の育成を人材育成の柱とすること

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