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宮沢けいすけ KEISUKE MIYAZAWA

2010年5月6日

知って欲しい台湾の現実 「こんにちは貢寮」

私が日本から預かった初美さんが書いた絵を手渡した
その人がこの映画の監督のチェさんです

 ぜひ時間を作って映画を購入して見て欲しい
 原発の問題は
私は「誰もが加害者であり被害者」そう思っていながら
 台湾での決議に動いた。
  
 台湾第4原発の反対運動は20年以上に渡る
 
 地元のコンリャォは漁師町で非常に自然豊かな所でありながら
 台北から50キロの位置にある。
 
 今の沖縄のように10万人が建設反対デモをした10年前、
 民衆の力で国民党から民進党へと政権を交代させた。
 
 しかし、原発の建設中止を宣言したのもわずか10ヶ月
 容認する事になってしまった民進党。

 国民は離れ、2大政党の国民党に戻る(台湾人の支持は薄い)

 その台湾では99%の住民が反対してきた原発が
 いよいよ建設から20年以上の時を経て、来年国民党(中国)政権が
 建国100年を記念して試運転を開始する。

 アジア太平洋で6カ国の決議をどうするか
 私たちに何が出来るか
 
 他人事ではない。
 事故が起これば沖縄をはじめ日本の太平洋岸は放射能被害を
 受けることになる

 

taiwan02
~映画の内容~
1991年、日本から輸出される原発に揺れる台湾の貢寮(こんりゃお)で
原発に反対する青年が無実の罪で投獄された

それから7年、獄中に向けて一人の女子学生が手紙を書き始めた

進んでいく工事
それでも反核を貫く人
そして志半ばに、亡くなっていく老人たち

原発をめぐる歴史の中で
政治でもなく、経済でもなく、科学でもない
 本当に信じるべきものが、きらめき始める

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