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宮沢けいすけ KEISUKE MIYAZAWA

2010年5月18日

戦争と企業 カーライル<世界最大級プライベート・エクイティ投資会社>

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カーライル―
世界最大級プライベート・エクイティ投資会社の日本戦略という本
 カーライルグループに私は興味を持った。

ウィキぺでは
「カーライル・グループと政治家、軍需産業」
米国防長官を務めたフランク・カールッチが会長を務めていた時期には、ジョージ・H・W・ブッシュ(いわゆる父ブッシュ、2003年10月に上級顧問を退任)など各国の元政治家や元政府高官がアドバイザリーボードを務めていたが、会長に生粋のビジネスマンであるガースナーを起用した事に象徴されるように現在は路線を変更しており、政府関係者のほとんどが退任している。
また、防衛・軍需産業への投資も行っているが、盛んだったのは上記の政治家などが参加していた時期である。

「更に調べると」
カーライルグループは160億ドルの投資総額に達するアメリカの世界的投資会社である。
各国で政治経済に大きな影響を持つ世界中の指導者たちが、その顧問格で名を連ねている。
* カーライルは1987年創業・本拠地はワシントンD.C. : 現在、ジョン・メージャー(元イギリス首相)、カール・オットー・ぺール(元ドイツ連邦銀行総裁、ヨーロッパ中央銀行の規約を作った)、エーバーハルト・フォン・クーエンハイム(BMW取締委員会代表)、フィデル・ラモス(元フィリピン大統領)、アナン・パンヤラチュン(元タイ首相)、朴泰俊(パク・テジュン元韓国首相、韓国自民連合総裁)などや、
アメリカの有力者には、ジョージ・H・W・ブッシュ(カーライル上級顧問:元大統領)、フランク・カールーチ(カーライル会長:パパブッシュの元でCIA副長官(1978~81)、レーガン政権時に国防長官(1987~89)彼の入社と共に、CIAと国防省に強大な影響力を持つようになった)、ジェームズ・ベーカー(カーライル上級顧問:パパ・ブッシュ政権の国務長官)、デビッド・ルーベンスタイン(カーライル創業者:民主党カーター政権の大統領顧問)、リチャード・ダーマン(パパ・ブッシュ政権の行政管理予算局長官)、アーサー・レビット(クリントン政権で証券取引委員会委員長)、ウィリアム・ケナード(クリントン政権で連邦通信委員会委員長 )などがズラッと顧問に名を連ねる。

1989年 ジョージ・W・ブッシュ(子ブッシュ大統領)はカーラール・グループの理事に就任し、1994年までその地位にいた。

<カーライルは設立後、すぐに偶然起きた(?)湾岸戦争によって軍事 産業によって巨大な利益を挙げ、アメリカの軍事関係の投資で絶対的 な地位を占めるようになる。>

カールーチは、自らが国防長官時代に制定した制度を、カーライルのために有効に利用している。
政治家のときに自分で制度を定め、実業家に転身してその制度を大いに利用するのだから笑いも止まらない。
民主党カーターが共和党ブッシュの影で動いていたのは、バックにこのような利権があったからだろう。
カーライルの業務は、未公開企業に投資するプライベート・エクイティ・ファンドを個人富裕層や機関投資家に販売する。
その投資対象は、航空、国防、電気通信など政府の政策に大きく影響を受ける産業が中心。
創設以来、2000年までの平均運用利回りは年34%の高水準。

2001年 アメリカ最大の機関投資家のカリフォルニア州職員退職年金基金カルパース(日本への投資が40億ドルを超える国際投資組織)もカーライル・グループに5%の出資をした。日経新聞

未公開の会社を買い、高額になったところで売る。
だから、証券管理法の制限も受けず、二束三文で買った株を各国の有力者の名前を使って政財界の裏から表から工作をし、悪どい利権会社に育て、儲けるのだ。

彼らカーライルは、自らを「政治・国防・企業の鉄の三角形で張り巡らせたネットワークで形成している」と、すべてを傘下に収めていると豪語する!!
ビジネスが政治を動かし、戦争も行うと自ら言っているのだ!!!
この三角形に取り込まれた国家は、もう国民のためには動かず、カーライルのために動くのみ!!
彼らのビジネスのために、情報を操作し、人権を侵害し、人々を殺傷する。
<カーライルとアメリカ政府議会>

カーライル : コリン・パウエルは元カーライル顧問で、カールーチと個人的に非常に親しく、カーライルはパウエルを使ってブッシュ政権内部奥深く関与する。
こいつは俗に言われているような平和の人ではない!!カーライルから送り込まれたスパイだ。

カーライルの子会社 ユナイテッドディフェンス
国防総省も、税金の無駄遣い、重装備で動きが緩慢、時代遅れとまで言った巨額重戦車クルセイダーを軍に採用予定だった。
対テロ戦争前、次期国防スーパー予算4000億ドル(そして480億ドルの予算拡大)の中に組み込まれていたもの。
シンシア・マッキニー下院議員(民主党)は、パパ・ブッシュとカーライルの関係について議会で質問し、無駄なクルセーダーとの関係が問題になった。
カーライルは議会の中で激しいロビー活動を展開した。
その後の選挙ではカーライルによっての妨害工作で、47000人もの共和党員を他から用意し、マッキニーは落選した。
この事件で、多くの議員たちはカーライル・グループの強大な存在と、その政治力、経済力に恐れ慄いた。

結局、クルセーダー計画は挫折したが、その前に、有名になったユナイテッドディフェンスはその株を上場を果たし、株価は一気に跳ね上がっていた。
これによってカーライルは、2億3700万ドルを上場初日に儲けた。
<911テロからイラク戦争へ : (以前にもこのHPで、書いたかもしれないが)>

ビンラディン一族とブッシュ一族が911テロの起きた日、同時刻に同じ部屋でいっしょにいたことがオランダのVPROによって報道された。
場所はワシントンのリッツカールトンホテル。

2001/9/11 カーライル社は投資家を集めて会議を開いていた。

出席者は、パパ・ブッシュ、フランク・カールーチ、ジェームズ・ベーカー、デビッド・ルーベンスタインなど、カーライルの幹部たち。
そして、ビンラディン財閥の代表 サティーフ・ビンラディンも投資家として出席
ビンラディン一族はカーライル・パートナーズというファンドに200万ドルを融資していた(影の投資は遥かに巨額だといわれている)。
テロ後、ビンラディンの建設会社はカーライルに出資していたことが判明。
パパ・ブッシュはサウジアラビアに訪問した際に、ビンラディン一族と会っていたも一般にわかってしまった。
カーライルの創始者の一人のスティーブン・ノリスは、カーライルとビンラディン一族は、ブッシュ一家と結びつきを持つよりも古く、見込みのある客として正当なルートで紹介してもらい、カーライルのファンドに投資してもらったとも述べている。
しかし、ブッシュ一族とビンラディン一族の金の繋がりも古く、ブッシュの石油会社の出資者でもあり、ブッシュ一族の財を築くキッカケともなった。
さらにパパブッシュ・子ブッシュの大統領選挙でも大きな資力となり、この資金を使って政界の工作なども行われた。
ノリスは、「まさかバクル・ビンラディンは自分の異母兄弟であるオサマ・ビンラディンがテロを起こすなんて夢にも思っていなかっただろう。911テロで突如としてブッシュとカーライルの関係や、ビンラディンの金銭的繋がりが取り立たされることになってしまった。我々にとっては全くワケのわからない状態です。」と、カーライルとビンラディン財閥は、事件の被害者だと主張した。
また、カーライルはビンラディン一族にアメリカへの投資のアドバイスも行っているとノリスは述べている。
そしてビンラディンからは、多くのアラブの金持ちをカーライルの紹介している。
ビンラディンとの関係によってカーライルはアラビアに多くの利権を持つようになっている。
アメリカの元指導者たちは、アラブの利権を守るために、アラブの民族のために動くのではなく、アラブの金持ちのために動く。
これによって同時にカーライルの大きな利益が発生する。
今、ビンラディン一族は実はハリバートンなどの裏で巨額な利権を持って工事の受注を受けている疑惑が浮上している。
現在、イラクで動いているアラビア系企業の多くのビンラディン財閥の息のかかったものがある。

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