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宮沢けいすけ KEISUKE MIYAZAWA
2010年6月27日
一滴の雫 木材産業取材
木材
創業121年 影山木材 会長に話を伺ってきました
明治22年 木挽きから生業をなし、林業、製材業と
取り組んできた
1964年、日本の林産物貿易の自由化以降
外国からの安い木材が輸入されるようになる
木材の価格はS62年(バブル期)をピークに現在まで22年間落ち
込んだ価格は当時の1/4になった
大手ハウスメーカーは格安な外材を使うようになり
市内でも123件あった木工所が25件になる
まあ、機械化が進み工務店の仕事も無くなって職人も減った
今や、外国材よりの国産材の方が安くなった
しかし、大量の木材の安定供給を求める大手ハウスメーカーは
製材した木材を輸入
市内の木工所でさえ1/5の数になった
価格よりも 膨大な安定供給に対して今度は問題となる
問題は幾つもある
・ 外材はこの地の木でないため害虫に弱い
・ 入札時のゼネコン
・ 消費者の意識
だが、先日の質問でもあったが国は自給率を50%にとする事に
制度の問題は有るが 事実上動き出したのである
影山さんが手がける
総ヒノキで復活、木造園舎 静岡の桜花幼稚園 (以下新聞記事)
http://www.47news.jp/localnews/shizuoka/2010/05/post_20100503094655.html
参考<日本の木材貿易と林業>
http://www.jatan.org/trade/japan.htm