宮沢けいすけ KEISUKE MIYAZAWA
2010年6月27日
議会質問 森林・林業 質問2回目
森林・林業政策について
山林所有者の所在の約半数が市外、県外、もしくは不明になったと
いうデータを受けて、「海外資本に買われているのでは」との話を
耳にするたびに、私たちが生きてゆくために必要な水源涵養林、環
境資源が失われないか、不安を感じます
質問ですが
① 林業の効率化を図るためには林地の集約化、
水源涵養、環境保全の視点からも森林管理は非常に重要だと思いま
すが、
山林所有者に対して 市としてどのような取り組みを行っており
ますか
また山間地の売買、高齢化や世代交代時の管理に関しての相談窓
口などはどのようになっているのか、教えて下さい
答弁 森林施業計画に基づいて対策を行っている、など
☆ 集約化への呼びかけなし、現状把握、売買規制もないんです
どこにだれが住んでいて、最低限
「どのような管理になっていますか」との問いは公である
行政が行うべきです
② 静岡市の住宅政策課からの答弁、空家総数で40,000戸と全体の15%
に上る。この空家の増加量は5年で5%の伸びです。
人口・世帯減少社会の中で従来の住宅供給中心の政策から、良質
な住宅ストックの形成を推進する政策への転換を図る」との答弁を
頂きました。
そこで良質な住宅を作るならば、静岡市産材の利用も求められま
す。市産材の利用を拡大する上で、市は何か取り組みを行っている
のでしょうか
答弁 森林認証SGECの取り組みを静岡市の保有する森林に
導入する
☆ ただしそこの木材は搬出しないので「宣伝のため」
とのことなので環境に配慮した管理計画は宣伝になるが
③ 次に 林業活性化モデル確立に向けて、国はフォレスター制度を
今年になって全国で5箇所スタートさせましたが、この事業を進め
る背景にはどのような事が林業で問題と考えられているのか。ま
た、このフォレスター制度について、どのように理解し、活用しよ
うと考えているのか、教えてください
答弁 森林の管理・経営に関する高度な知識・経験を有する専門家が森
林所有者に対し管理・経営のアドバイスを行い、又は、森林所有
者の委託を受けて自ら管理・経営を行う事ができるフォレスタ
ー制度、今後の静岡市でどのように利用できるか検討したい
☆ 森林、林地については所有と管理・経営を分ける必要がある
そこでドイツをはじめ導入行われ、山をトータルでデザインする
そんなスペシャリストが居て当たり前だった