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宮沢けいすけ KEISUKE MIYAZAWA

2011年5月7日

管首相、川勝県知事の大英断 政治家としてあるべき姿勢

「87%の確率で直下型の東海地震が起きる、震源地の真上に位置する
  原発を対策が取れるまで止める」

 この一言をどんなに待ち望んだか

 そして川勝知事の「管首相の大英断であり、高く評価したい」

 御前崎市長が怒っている、電事連との絡みもある
 
 それでも 
 
 しがらみを振り払い、政治家として述べた両者を私は応援します

 
 
 既に、エネルギー政策転換に向けた動きは
 多くの方から話を頂いております
 
 着実にそして、早急にエネルギーシフトを進め、雇用と産業を
 生み出し、御前崎市民もそれにより安全に関われる社会を
 誰かが作るんではなくて、これからは私たちが作る
 
 そんな思いを強く持ちました

 一緒につくろう 新しい日本を 

以下首相の記者会見全文
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/100/81095.html

以下、先日の発表について
東井さんからの見解に関して、まとめて頂いたモノをUPします
・・・・・・

「事故が起きなければこの国(政策)は変わらない」が現実となり、遅きに失したと言わざるを得ませんが。

中部電力が決定を下し、実際に運転を停止するまで安心はできませんが、
静岡の民報TV局の報道から、解説・状況を拾ってみました。

この中で、とくに知事の次の発言が重要です。
●「安全な代替エネルギーを加速度的に開発進めていきたい」

すでに予算委の質疑(森ゆうこ)の中で菅総理も、表現は忘れましたが、
防災を兼ねた分散型エネルギー開発への舵きりを答弁しています。

明らかにエネルギー政策は変わっていくと思います。
菅内閣延命の手段とされたのかもしれませんが、いずれにしても
歴史の必然でしょう。
それに対する抵抗勢力も大きいと思いますから、油断はなりませんが。

少なくとも、静岡県は防災型・分散型エネルギーへの転換はやりやすくなるでしょう。
原発に頼る地元雇用・地元経済から脱皮するためにも、早急に転換をスタートさせなければ。

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前日の5日、経産大臣が浜岡原発を視察、
知事をも浜岡へ呼んで、御前崎市長と会談しています。
ここで、知事が3号機の起動反対をはっきり表明しています。
市長は煮え切らなかった。

・4/5号機の次の定期検査入り予定はほぼ1年先の来春ですから、
ここで止まれば安心には大きいものがあります

・ただし指示は中長期の対策が完成するまでの停止、としています。
廃炉とは決めていません。
一時的としています(2年以上はかかるが)

・現在未だ中部電力の回答はでていません。記者会見予定もなし。
(すでにこれまでに、中電とは御前崎でも打ち合わせ済みでしょう、
社長もいたようです。公開の場には姿を現わさず。)

・みなさまからは、ぜひ廃炉まで踏み込んだ要請を訴えていただきたい。
少なくとも東海地震が過ぎるまでと。

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◆経産大臣には、原発を止める権限があります。
大臣によれば社長は「最終的な返答は保留」とされたそうです。
(大臣から電話した上で、さらに東京支店に文書で決定事項を届けた)

中部電力の電源に占める原発の割合は小さい(15%)
計画停電には至らないと考える

◆御前崎市長
「とつぜんのことで驚いている」(とつぜんなわけないでしょ)
「40年協力してきたのは何のためだったのか・・・」だって。

知事
「大英断で、高い敬意を表する」
「安全な代替エネルギーを加速度的に開発進めていきたい」
「安全性確保に対する地元の要望を最優先した英断に敬意を表する」

◆民報TV(静岡朝日TVまたはSBS)より

政府内(のごく一部)では福島原発の事故後、浜岡原発のリスクについて密かに議論が続けられていた政府内部、川端信正(元静岡県地震防災センター地震防災アドバイザー)などの発言紹介

事故後、総理の根源的な不信感、危機感はすさまじいものだった
国会審議で野党から攻められていた(民主からも=森議員)
大臣は、「昨日の視察で対策への確信を持てなかった」 

「水面下では全面停止を受け入れる流れはすでに中部電力の内部でできている」(政務3役)
「要請は断れないだろう」(中電)

以上長年にわたるみんなの声が届き、今回の福島原発震災で
一気にタガがはずれた、というところでしょうか。
これ以上の惨事を喰い止める方向に踏み出したのは歓迎です。

一刻も早く止めるよう中部電力にお願いシャワーを、
よろしくお願いいたします

なお首相官邸はこちら
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html

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