宮沢けいすけ KEISUKE MIYAZAWA
2011年6月24日
東日本大震災を受けて「今、私たちにできること」 -自分たちが守る地域の防災会議-
先日被災地では 100 日法要の合同慰霊祭が執り行われました。
百か日法要とは、「出苦忌(しゅっくき)」または
「卒哭忌 ( そつこくき )」とも言うそうで、この日を境として、
故人を失ったことや悲しみ泣き明かした日々に一度気持ちの整理をし、
悲しみから卒業するための法要だと言われています。
しかし、未だに余震の不安や原発の収束の目途は人知を尽くしても
立たず、被害が拡大する懸念もあることに心を痛めるばかりです。
「 自分たちが守る地域の防災会議 」
私は震災直後の 3 月 19 日からは福島県いわき市へ、3 月 31 日から
4 月 5 日までは、自家用ヘリコプター協議会の方々と共に
孤立被災地にヘリコプターを利用し救援物資を届けに行ってきました。
更に、5 月20 日には、放射線量が高いと問題視されている郡山市内の
放射線量の現状把握調査(ホットスポットの調査)に行ってきました。
多くを学び、経験させて頂きました。
今後も引き続き被災地への継続的な支援をさせて頂くと同時に、
市議会議員としては、地元静岡で想定されている東海地震に対して
地元有志の方や町内会の方々の協力を得て、
「自分たちが守る地域の防災会議」という名称の講演会や
「DIG」と呼ばれる図上避難訓練等を開催していきたいと思います。
「自分たちが守る地域の防災会議」の内容については、別紙チラシを
ご覧ください。
以下のとおり開催、または開催を予定しております。
被災地で得た経験や学んだ事をこのように地域での活動を通じて、
ひとりでも多くの方の大切な命を守れればと思っております。
また、ご質問・ご意見等有りましたら、お気軽にご連絡下さい。
5 月 8 日 (日) 駅南地区全域(参加自由)
5 月 20 日(日) 久能西平松地区
7 月 8 日 (金) 駅南地区全域(参加自由)※チラシをご覧ください
7 月 10 日(日) 丸子地区(参加自由 塩坂氏講演のみ)
7 月 17 日(日)八幡 4 丁目町内会(午前)
西島町内会 9 組(午後)
7 月 24 日(日) 宮竹町内会 (夜)
久能西平松地域では「地質学者の塩坂氏をお招きして、
地震に関するお話」とDIG(災害を想定し、地域の特性を住民が
把握して、災害時の行動を図面上で訓練)を行いました。
地区の皆様からは、様々なご意見、ご要望等をいただき、有意
義な会となりました。
東海地震のハザードマップから危険地域を書き写し、倒壊が予想される
危険地域や被災後に避難できる空き地、高台、強固な建物、最良の
避難経路などをマークし、意見やマップに集約された情報は地域の皆さまにお渡します。
また開催から資料、用意するものまでを
一つのパッケージとしてご案内する事も出来ます
ぜひ、私の地域でやりたいという方はご連絡ください^^