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宮沢けいすけ KEISUKE MIYAZAWA

2011年9月4日

VISIONs 報告3【本気の有機農業で、年収9000万円!】

【本気の有機農業で、年収9000万円!】
浦部真弓((有)古代米浦部農園取締役)
http://www3.ocn.ne.jp/~oriza/

(講演メモ)
「本気の有機農業で年収9000万円」浦部真弓

元、東京都の職員、現在古代米浦部農園主。
32歳でベイチェット病を発病し、40歳まで安定した県職にしがみつき、失明の危機に。ストレスを無くすために仕事を辞めて田舎に行った。住まいを確保するために、科学物質過敏症、体が受け付ける地に越すことであった。青汁で失明を防ぎ、夫は生活費を稼ぐために東京に通いながら妻の食事を作るために有機野菜を作った。
主人の実家の農業を継ぐ者がいない、そこに帰って取り組み出したのである。農機具は古く、軽トラックも買えない。
仕事から帰って、主人も夜しか農業ができない
野菜は経済的に出来ないので米しかできなかった

農協のカントリーエレベーターに入れれば有機米も関係なくなってしまうので、精米機、田植え機、冷蔵庫などを購。かなりの投資になった。
いろんな機会は全部お金。必用なモノ以外を売りに出した。
それが始まりであった。
自然食のブックリストに有機で栽培した古代米等を掲載
今は7aから24haになったが、必要以上、余分に作らなかったので当時は大変ではなかった。
今、5kgで4200円で販売している。
経費だけであれば2800円で良かったが、それに人件費を入れた
人件費は公務員賃金一人当たりの賃金700万円からはじき出した
夫婦二人で最低限の収入、米と大豆、麦、最大限で5ha
それに関わる機械経費、それらを賄う事が出来るのが4200円という計算になる。

「いまどき米で金が返せるか」農業信金に金を借りるときに云われた
だから一切を農協に頼らすに、それを賄う金額として現在の金額にした

10年間で3000人の顧客、そして7haまで拡大
もう一式増やす必用がある 
一タンで普通は7俵、ここは古代米で5~6俵収穫する(ふつうは3俵)
東京、農業で全力投球していた主人(東京都職員で税務担当)

今は所得税で700万円を払うまでになった
夫は夜中の農業、21時に畑、4時まで草取り、おにぎりを持って東京へ
この生活を13年やった
妻は農業をやりだし、結果、二人とも健康になった
初めは病から自殺する思いで仕事に取り組んだ、汗が出て、代謝が良くなり健康になった。花粉症が出なくなり、病気が治る、食事で治るという認識が20年前までなかったが確立した。

体質によって米も違う。
血圧が高いと黒米、アトピーや花粉、化学物質は赤米
陰性の米を嫌がる、陰は黒米。陽は赤米。
品質改良をすればするほど変わる
アサムラサキは年々食べても体調は改善さればいが、赤米は3カ月で血圧が下がる。
これまで大規模化していって、同じものを作ることで多様化を無くした
から食事による効果も無くなってゆく。

どんなに手がかかっても消費者が求めればいい
有機はホビー的農業という行政側、行政、農協、みんな助けてくれない、自分たちで戦った。
食管法・・地域や農協とのトラブルがなくなった

夫が仕事を辞めると、その思いが農業へ、子どもも巣立ち、規模拡大ってどうなのか話し合い、そこで研修生の受け入れをおこなった。
それまでの10年間は行政や地域とのかかわりが増えた
農業のネックは、農業者になるという事が最大のネックである。
一旦なってしまえば、農地も借りる、国からの手厚い補助を受けられる
農家指定になるには50aの土地も必要である。
研修生の中には今、宅地で農業をやっている人もいる。

そして今、耕作放棄地区を借りて、研修後に利用できるようにした
農地は資産という認識があり、大地主と小作農という流れから農地を分配したが60年後、土地を持たない大規模経営者と土地を持つ非農業者
つかわなくなっても資産なので手放さない

新規参入の最大のネックである

耕作放棄地、農地を国が管理し、機材(乾燥機、土間、農機具)を
貸してほしい。そうすれば新規就農ができる。
今は農業に新規参入するに3000万円、4000万円の借金を抱える
事になる。
今、自立した研修生には売れなければうちが買い取る、買い支えている間に自分で自立できるようにしている。

今、若い子は怒らない
どうして 
指導センターの所長「なんで契約したいんだ、闇でいいじゃないか」
おかしいと云い、センターの人間は変わったが、いずれも農地を手に入れる事がない

農家の子が、来る事がなくなった
60代と云われる若手、70代が一般
畑は何とか一人でもできる。田んぼは一人ではできない
やめてゆく人が増えれば、水利費を払えない、水田を残すには地元に根づいて水田をみんなが続けてくれなければならない。

しずおか ながくらせいばく 
セシウム137 5.8ベクレル ヨウ素は検出されなかった
日本の500ベクレルは高い
10ベクレルは同意を得ている数値であるが、研修生を育てて放り出す事が出来ない、私たちのがんばってもあと10年。

30年と云うスパンで物事を見た際に20代でやるべき

輪作することで雑草を抑えている

ポット田植えをしている
農業は非常に高度な技術者集団 細かい仕事はできない
10年すればプロになる プロの所でプロの技を磨くこと

腰が据わらない 根性が据わらない 体が出来ると精神ができる

国は大規模農業を推進しているが
5haで全国で食べてゆける仕組みをつくるべき
産業で最初からおわりまである仕事はどれほどあるか
農業は最終の販売まで、さいごまでお金にする権利を留保している

人間が経費になっている事も忘れてはいけない
農業と云う産業の場だけは、人間らしい仕事を残してゆきたい

福島第一原発の事故は認識していただけに
現在のあり方を考えてゆかなければならない
賄いもない、食事指導を全部やる 
クローン病になった千葉大の院生 かれは2年で見違えるようになった
股関節の硬さは生命力のつよさ
そのためにプロの整体師、マクロビオテックの資格
体調管理もする 
自分自身の暮らしを変えてゆく、決心がなければならない。

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<静岡市でどう活かすか>
【本気の有機農業で、年収9000万円!】
浦部真弓((有)古代米浦部農園取締役)
1:農業も人件費を販売価格に入れるという考えを持つべき
2:古代米と云う単価の高い農産物
3:病気は食生活で治る、であれば薬を飲まずにおいしい食がいい
4:どんなに手がかかっても消費者が求める物を作る
5:農業への参入障壁
  農業者となれる資格の改正と新規就農者への支援制度
6:土地を資産ではなく、地域の資源として捉える必用がある
7:高齢化による水田管理者の減少(単独では水利費が払えない)
8:放射能の問題
9:プロの技術者としての農業家
10:5haで食べてゆける農業の仕組みが必用
 
 消費者が求めているモノを作り、人件費を入れて5ha規模の農地でも食べてゆける仕組みと、農業の取り組みをすること。
 それには20代から始め、10年でプロの技術者となる必用もある。
しかし、新規参入の障壁に対しては農家資格と農地の利用について規制改革の必要性がある。
 薬に頼る生活から食で病を治すという取り組みも、支援できるのでは
 ないかと考える。この事例は、努力の賜物であった。頑張れば農業でも年収9000万円を取れるということを広める事も重要である

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