宮沢けいすけ KEISUKE MIYAZAWA
2012年10月12日
「県民投票」「条例案不備問題」について
県民投票について
半年にわたる、浜岡原発の再稼働の是非を問う県民投票条例制定に向けた
署名活動及び、条例制定活動は昨日の県議会本会において否決されました。
これまで本当に多くの方に、署名や多大な資金的にも支援を頂き、
県民投票条例の制定を信じ活動を続けて参りましたが、
ひとこと
力不足で、多くの方の思いに答えられず、本当に申し訳ありませんでした。
しかし、鈴木代表を始め、事務局や各地で署名を集めた皆さんが昼夜、
寝る間を惜しんで、「市民が決める」と心をひとつに署名集めに奔走し
た行動は新たな社会へのきっかけになったと確信しております。
この活動を通じて出会うことができた皆様との出会いは、私にとってかけが
えのない宝物となりました。
今はまだ、社会を大きく変えるには力が及びませんでしたが、意を新たに、
皆さんと共に「次世代へ責任ある社会人として胸を張って継承できる社会」
を作って行きたいと思います。今後ともどうか、宜しくお願い致します。
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【2】 条例案不備問題についての説明
条例案に対して「不備がなぜわからなかったのか」
「不備を訂正して、再度署名を集めたらどうか」との意見が
ありますのでこの点だけについて、説明をさせて頂きます。
「直接請求制度の概要」(条例の制定・改廃請求)
静岡県経営管理部自治行政課
3ページ目、条例の制定(改廃)請求の提出・証明書の申請
には、以下のように記載されております。
(1)提出・証明書
「条例の制定案は法制執務的観点からみて、完全である必要はなく、
立法技術上の多少の不備は問われず、形式が一応に整備されていれば
足りると解されている。なお、不完全な場合には、長の意見をも勘案
して議会において修正すれば足りる。」とある。
このように記載されておりながら、発行元である自治行政課から県議会、
知事に至るまでの、終始徹底した「不備」、イコール県民投票を求める
市民団体側の落ち度として広報され、議会での知事、議員の発言は不備を
根拠とする入口論で県民の民意を打ち消す対応でありました。
条例請求を求めた県民の行為に対して、
「完全である必要はなく、立法技術上の多少の不備は問われず」(上記)を
もし、知りながら自治行政課と知事が条例案の「不備」を理由に市民団体
側を非難したのであれば極めて悪質な行為であります。
また、そのことすら知らないで述べていたのであれば、政治家として明らかに
不勉強であります。
その上で、賛意を示した川勝知事は今後どうするのか。
政治家として、賛意を示し、県民投票を望むのならば条例提案権を持つ
知事から、実施可能な県民投票条例案を12月議会にでも提出すること
私は期待します。
一方、条例案に対して修正を実施し、議会に修正案を提案した県議会
議員については高く評価し、職務を真摯に実施された姿は忘れません。
皆さん、もう一度前回の県議会議員選挙で誰に投票したか思い出して
ください。また、今回の事で応援した議員がどのような対応だったのか
しっかり見ていて下さい。
一時の選挙というバーゲンセール期間だけで、間違った買い物をしない
ように、県民我々の責任でもあるだと改めて反省を致しました
2012年10月10日
大谷まちづくりに関するお知らせ
新インターチェンジの整備案について
〈東名高速道路大谷地区へのスマートインターチェンジ〉ご意見を募集しています。
みなさんで案を出し合っていいまちづくりにしませんか。
http://www.city.shizuoka.jp/deps/tosikeikaku/sic_pb.html
市街化区域(住宅地)に囲まれた大谷田んぼ。
これまでに、私も何度となく質問・提案してきた、
「大谷まちづくり」についても意見が募集されております。
http://www.city.shizuoka.jp/000122858.pdf
10月27日 10:00~20:00
小鹿の「来てこ」1Fロビーにて、
大谷・小鹿まちづくりに関するオープンハウスが開催されます
どうぞ、お気軽にお立ち寄りください
市民参画条例に基づき、市民のみんながまちづくりに参加できる制度があります。
明日の静岡市を作るのは、議員や市役所だけではなく、皆が主役!
宮沢けいすけ活動報告 メールマガジン2012/10/05 #78
宮沢けいすけ活動報告 メールマガジン2012/10/05 #78
発行部数 1,200通
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(このメルマガは名刺交換等させて頂いた方にも送信させて頂いております。
読んで頂き誠にありがとうございます。今後とも皆様に関心を持って頂ける
よう努力して参ります。)
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INDEX
【1】 平成24年9月議会質問「日本発のパラグライダーのサービスエリア」
【2】 都市建設委員会での質問「税金を使わずに制度の改革で改善すべし」
【3】 原発県民投票の真実
【4】 安倍川の松について
【5】 延期となった立新塾第5回、6回のご案内
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【1】平成24年9月議会質問「日本発のパラグライダーのサービスエリア」
先日の議会質問の動画をUPしております。
http://www.gikaitv.net/dvl-shizuoka/2.html
9/25横の総括質問をクリック、宮澤圭輔欄のVODをクリックしてくだ
さい。また、別の議員さんの質問もご覧になれます。
以下、宮沢の主な質問項目
1.森林林業について
(1)過去最安値となった木材価格と新制度への対応策について
2.静岡SAを活用した交流人口増加策について
(1)パラグラダーの活用について
(2)NEXCOから移管される用地の活用について
3.南海トラフ巨大地震の被害想定を受けて
(1)津波避難タワー設置について
(2)大規模災害対策社会実験について
※議会終了後には、質問に対する賛意のご連絡を多く頂きました。
また、議会で質問することが具体的に成果として表れてきております。
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【2】10月1日、2日、 都市建設委員会での質問抜粋
「税金を使わずに制度の改革で改善すべし」
1:合理化に関して
<宮沢質問>
林道、農道、県道、市街地(昭和45年都市計画法)これらの道路、同じ
車が走るのに所管がすべてバラバラだが、総合して施工する方が効率的では?
<市答弁>
国の補助金の出処が違うので難しい
他の部局とも話し合いを勧めたい
(宮沢の要望)
アセットマネージメント、所謂、効率的な資産管理と経費の削減、無駄の
排除が求められる。同じ車が走る道路なのに、補助金の予算が別々だから、
担当も別ではなく、改善するべき。
2:民間を活用した新制度の導入
<宮沢質問>
公園を希望する町内はいくつか?また予算はどの程度かかるか。
公園管理に10億かかっているが、例えば市民や民間企業が協賛するなどの
力を利用してどのように経費をかけないでやれないか。
また、耕作放棄地を公園として利用することはできないか。
<市答弁>
街の公園は17箇所、予算20億円で整備には20年かかる。
耕作放棄地の事例は東広島市で実施例があり、導入を検討したい。
(宮沢要望)
民間企業であるナイキが管理する公園もあるし、東広島では5箇所の
耕作放棄地を無償貸借で公園にした例もあるので、ぜひ積極的に進め
て欲しい。
※昨年より進めている「緑化マニュアル」についても一定の方向性と
成果が見え始めております。
3:安心・安全につながる防災
<宮沢質問>
昨年の本会議で取り上げた西島の道路冠水対策は着実に進めて頂いて
いることには感謝するが、昨年の議会でも質問した「浜川護岸が現在の
津波対応の基準に満たない」状況下だがどうするのか
(市答弁)
昨年は予算が取れなかったが、次年度は対策が取れるようにする。
(宮沢要望)
先の8月29日の国の南海トラフ三連動の試算を見てもわかるように、
駿河区の最大の防災ポイントは浜川、特に護岸である。早急に旧基準で
ある現状に対し、津波に耐えられる新基準に対応する補修をして欲しい。
※その他、多くの質問をいたしましたが姿勢を表す質問を掲載しました。
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【3】 原発県民投票の真実
本日(10/4)、県議会総務委員会で原発県民投票静岡の鈴木代表が
出席して、参考人質問が行われました。質問として出たのが、(順不動、抜粋)
1: 実施まで6ヶ月の機関で県民が考えられるか
2: 不備がある条例案への説明責任
3: 県民に29条すべて説明して署名をしてもらったのか
4: 稼動しなくなったとしても安全ではない
5: 県内でのバラつきがある
6: 住民投票をやらないという市町があるが、どうするのか
7: 原発賛成者でどの程度署名したのか
8: 安全対策を県民に説明しなかったのか
9: 安全性が確保されるまで動かさないのだから、時期でない
代表の言い回しと違いますが、私なりの見解を記載します。
県民には全て29条を説明しての署名を書いてもらうという行為は
実質無理であり、行っていない。趣旨として1条、2条の「住民投票」
を用いて、「浜岡原発の再稼働の是非」を問うものである。住民投票は
発議であり、上記の思いが18万人になったが、仕組みである以下の
27条分については、決定機関であり、条例制定機関である県議会が
行うことである。(2,3について)
稼動しなくても100%安全ではないことは県民もわかっており、そして
どこまでやったから100%安全とは言えないこともわかっている。
だからこそ、再稼働に賛成の人も反対の人もそれぞれの県民が意思を表明し、
その結果に対して県民が責任を持つために県民投票を行いたいのです。
県民投票条例が制定される意義は、知事発言にもあったように「住民の直接
的な民主主義は議会制民主主義を補うものであり、それが十分に発揮されて
こなかった歴史があり、どこかで風穴をあけなければならない。」のであって、
民主主義における、その歴史的意義ある取り組みが静岡県から始まる事に、
非常に大きな意味を感じております。
私たちは県議会が職務放棄をして条例案も出さず、関節民主主義への
越権の危惧、条例案の揚げ足取り、ましてや選挙等の政局に利用して、
この県民から集まった思いのある署名を否決しないことを強く望みます。
最後に、皆さん、前回の県議会議員選挙で「誰に投票したか」をもう一度
思い出して下さい。そして、今回の条例案に対して、あなたの投票した議員が
「18万を超える県民の思い」にどのような視点でどう判断をするか、
10月11日の本会議での姿勢を、ぜひ、ご注目ください。
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【4】 安倍川の松について「国交相へ要望」
伐採する方向で出てきた国土交通省。
当初は56本を一斉に伐採する方針でしたが、一旦は中止となり、
こちらの要望を受入れ専門家の知見を入れての検討になりました。
(専門家の調査をしてから検討することになりました。)
ご覧になったことがある方も多いと思いますが、ここ数年間の
対応で見るも無残な姿にされてしまった樹齢200年の黒松。
国土交通省はあくまで、この松を「漂着物」と言い張り、管理責任を
放棄しているようにも見受けられる姿勢を取り続けています。
安倍川の他の樹木(他に250本)でも、また全国の河川敷でも同じ
事例が起こることが予想されることから、以下の内容で静岡を愛する一議員として、
要望書を国土交通省河川事務所に提出致しました。
※以下要望書の抜粋
一、剪定・伐採にあたり、樹木医協会の調査報告を踏まえ、
事前に剪定・伐採の趣旨説明を静岡市民に対して行うこと。
一、伐採については、河川敷の松は市民の財産である。専門家の
知見を踏まえ、必要以上の伐採はしないこと。
一、剪定方法については、これまでのように土木工事の一環として
の選定ではなく、専門家の知見を踏まえた上で、「適切・健全」な
維持管理を行うこと。
一、堤防に生育する松等の樹木について、河川漂着物であるという
認識を改め、地域の資源、貴重な自然資源として捉えること。
一、全国で河川敷上にある植生への認識が同様であれば、この事例
を全国の河川に隣接する樹木や堤防上の木々の管理に役立てること。
以上、これらを理解して、国交省のスタンスが改善されることを
強く望みます。
(松の木の伐採問題を報じるニュース映像)
動画 http://youtu.be/6hdslRawuwg)
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【5】立新塾第5回(10/7)、6回(10/21のご案内)
■ 第5回 立新塾のご案内
日 時:10月7日(日) 14時から16時半
場 所:デザインオフィスSOZOSYAビル3F
(静岡市葵区人宿町2丁目6-10)
※ 駐車場はお近くの有料パーキングをご利用下さい)
参加費:お茶代のみ
申込み:以下の宛先に氏名、連絡先をご記入頂き、メールか
FAXでお申込みください。
☛ Mail: risshinjyuku@yahoo.co.jp /Fax:054-260-5552
問い合わせ090-7869‐2311(宮澤)
<プログラム>
第1部 映画「選挙」の上演 14:10-15:30
地方議員の挑戦、ドブ板選挙のドキュメンタリー映画を上映
第2部 15:45-16:10
『宮沢圭輔4年前の選挙戦』
わからないことだらけで始めた選挙活動を通じて思うこと
講師:静岡市議会議員 宮澤圭輔
■ 第6回 立新塾のご案内
日 時:10月21日(日) 14時から16時半
場 所:デザインオフィスSOZOSYAビル3F
(静岡市葵区人宿町2丁目6-10)
※ 駐車場はお近くの有料パーキングをご利用下さい)
参加費: 1000円(諸経費込み)
申込み:以下の宛先に氏名、連絡先をご記入頂き下記アドレスまで
お送り下さい。
☛ Mail: risshinjyuku@yahoo.co.jp /Fax:054-260-5552
問い合わせ090-7869‐2311
第1部 14:10-14:50
まちづくりにおける憲法 静岡市の「自治基本条例」とは」
自治基本条例制定に尽力した現場からの思い
第2部 15:00-16:00
「平成23年度決算、静岡市の現状」
3,000を越す事業に約6,000億円の市民から徴収した税金の
使い道について
講 師: 静岡市市議会議員 宮沢圭輔
月例やイベント等の報告 https://miyazawakeisuke.com/
日々の報告 フェイスブック http://www.facebook.com/
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
※ 宮澤けいすけ宛てのメールは、miyazawakeisuke30@ yahoo.co.jp
宮澤けいすけ 公式HP https://miyazawakeisuke.com/「まずは自ら、環りから」
静岡市議会会派事務所
〒420-0853 静岡市葵区追手町5-1 静岡市役所本館2階
TEL:054‐254‐2111(内線 4581) FAX:054‐260‐5552
2012年10月2日
平成24年9月度 都市建設委員会 質問・答弁の抜粋
昨日今日と続いたH24年9月 都市建設委員会
非常にいい議論と前向きな提案ができました
<建設局に対しての質問抜粋>
(1)質問
P276 1目 河川費
①市単独事業 普通河川の護岸改修事業はどの視点で選ばれておこなったのか
→ A緊急性の高いものから実施しております。
②昨年の議会でも質問したが、震災対応で考えはあったのか。浜川護岸が現在の耐震基準
に満たない。
駿河区での津波被害はメインは河川からの流入。護岸の決壊である。
→ A昨年は予算が取れなかったが、次年度は対策が取れるようにする。
③関連で、昨年予算要求をした西島の件はどうなったのか
→ A堤防の工事、排水ポンプの設置準備を進めている。
(要望)
先の8月29日の国の南海トラフ三連動の試算を見てもわかるように、駿河区の最大の防災ポイントは浜かわ、特に護岸である。早急に旧基準であるから、津波に耐えられる新基準に対応する補修をして欲しい。
(2)質問
井川湖御幸線、運転免許試験場までは街路課、それより北は建設局
昭和45年に決まった都市計画法に基づいて、DID区域内(市街化区域内)は都市計画道路として都市局が整備、以外は建設局が整備をする。
DID区域内であっても都市局が工事はしても、管理は建設局土木管理課の所管となる。
道路、林道や農道などの整備も別の部局が行っている。
長期的な維持管理や工事時の経費削減も考えられる、それこそ道路の専門家である
建設局が一本化して、道路管理をしたらどうか。
→A 市民目線では言われることもある。
今後、他の部局とも話し合いを進めてゆきたい。
(要望)
アセットマネージメント、所謂、効率的な資産管理と経費の削減、無駄の排除が求められる。同じ車が走る道路なのに、補助金の予算が別々だから、担当も別ではなく、改善するべき。
(3)質問 P291 地籍調査
① 市内どうか、市街地はどうか
→ A市内は2%、市街地でも16%
② 他都市はどのようか
→ 青森、岩手、滋賀など県単位で98%を超える地域もある
③ 現在のペースで調査をして何年かかる
→ 1,000年かかります
(要望)震災時の迅速な復興には地籍調査は欠かせない、早急に取り組んで欲しい。
他都市の事例も研究して欲しい。
<都市局に対しての質問抜粋>
⑴A P285 市街地整備補助金
①どのような形で補助するのか
②どの程度まで、規制がかかるのか
→ 補助金ではあるが、事業主体が組合等になってしまうので、市内企業を使って欲しいという要望は組合に伝えるが、義務はない。
(要望)補助金と一言に言っても市民から得た税金であり、地域で回らなければ意味がない。地元業者から補助事業で行っている再開発に参加できないとの声も聞く。補助金を出すにあたり制度の見直しを求める。
⑴A p290、14目緑化の推進費の中に選定などあるがどのように管理しているのか
道路緑化マニュアルは?
→ 道路緑化マニュアルは現在進めているところ
(要望)これまで適正な維持管理ができていなかったのは、管理の方針が定められていなかったから。新制度策定に、急いで進めて欲しい。
⑴A P289 公園管理費
12目
① 公園管理に10億かかっているが、例えば市民や民間企業が協賛するなどの力を利用してどのように経費をかけないでやれないか
→ 今後民間企業とタイアップしたり、市民が作り上げる方法も取り入れてゆきたい。
13目 公園整備費
① どのぐらい待ちがあるのか
→ 17箇所、一箇所平均で2億円かかるので、20年かかります。
② 東広島市の事例のように、市街地の耕作放棄地はつかえないか
→ 次年度以降、そのような税金を使わない制度も取り入れてみたい。
(要望)
税金を使わず、省庁を跨いでの仕組みを変える取り組みを積極的に導入して欲しい。
平成24年9月議会 一般質問
平成24年9月議会 宮沢圭輔一般質問
動画→http://www.gikaitv.net/dvl-shizuoka/2.html
をクリックし、9/25総括質問をクリック、私の名前の横にある
VODを最後にクリックして頂くと動画が見れます。
ついでの他の議員さんの質問もご覧になることができます。
以下、質問原文
[1回目]1森林林業について
「木は心身の良育に効あり」大好きであった故人が大切にされていた言葉で
す。市長、どの方か分かりますか?
田辺市長と初めてお会いしたのが、今から約4年前、全国材木組合長までお勤めになった故影山弥太郎氏のご自宅でした。
以来、何度となく木材の師として私もお話を伺ったものです。
資料4は病床中の講演会にも必ず配られた資料です。
・無垢の木は音も無く、お金の請求も無く、湿度を調節し、暑さ寒さも防いでくれる天然のエアコンだとか
・子マウスを使った生存実験では木の部屋とコンクリートの部屋では生存率
が13倍も違う話や、地産材の材木であればこそ、大切な家を長期に渡って守られるなど、木材が持つ素晴らしき効用を教えて頂きました。
さて、地域の良育にも重要な役割を持っている山林ですが、本年より
市では森林経営計画の中で、山林全体を水源観葉林と定められました。
森林の公益的機能の現状と維持増進についてどう考えるか、伺います。
次に、外国の木材よりも、国産材の方が価格的に安いのに売れない状況下において
今年の8月ついに、だいたい60年生のヒノキの立ち木一本、1㎥の価格が1万円を割り込む、過去最低の取引価格の状況になりました。
一般に切り出しが良くても、搬出に1立米、売上1万円。
収入はゼロ。合わせて、国は搬出し利用する材のみに補助金を出すという、制度へと大幅に変更となりました。そこで伺いますが
②‐1国の制度に合わせ、市の助成制度等はどう対応してゆくのか
次に静岡SAを活用した交流人口増加策について伺います
新東名が開通、防災の拠点、交流人口の増加など関心が高まっているところでありますが、今、NEXCO中日本が注力しているのがサービスエリアです。
清水のサービスエリアでは日本初の「大型バイクがレンタルできるサービスエリア」として事業を展開しており、清水港から三保、日本平、富士山までを周遊する静岡満喫コースに日本中からバイク好きが集まって賑わいを見せております。
一方、葵区に位置する新東名静岡SAはスポーツツーリズムなどの拠点として発信してゆくことを目指しており、アウトドア専用のクラブハウス、シャワー設備も併設する予定です。
中でも豊富な地形を持った山間地を背後に持つ静岡SAを日本初のパラグライダーができるSAとして整備を検討しているところであります。
資料1はアウトドアスポーツの全国紙に取り上げられている「ダイラボウ」の記事です。
ダイラボウは「安定した海風の影響で一年中フライトが出来、ICから30分と素晴らしい立地にある」とのことで全国からも注目されております。
パラグライダーの活用は賑わいある街を目指す田辺市政の目玉のひとつとなると考えますが、いかがでしょうか。伺います。
続いて、これまでに静岡市として取り組んだパラグライダーの実績はどうか、伺います。
また、資料1はお時間のある時にお読みください。全国紙でパラグライダーと一緒に静岡おでんも宣伝されています。おでんとの相乗効果も見込めます。
04:00
次に南海トラフ巨大地震の被害想定を受けて伺います
8月29日「最大予想30万人を超える死傷者」と新聞で報道され、驚きましたが、その
①南海トラフ巨大地震による津波想定の内容とこれまでの被害想定の見解と相違について
どうなのか
②次に本年度予算がついた、これまで検討を進めてきた津波避難タワー設置に
ついて、まず、設置箇所の選定条件はどのようか
③次に、設置候補地及び選定理由をどのように進めてきたのか
伺って一回目の質問を終わります。 04:30
[2回目]森林林業について
今後、林野庁の方針では「政策目標」として「木材自給率50%を目指し、地域材の共有体制の構築や、公共建築物をはじめとした各分野での地産材の利用拡大の取り組みを支援する」とし、ここ5年で公共建築物の木造率は現状の8.3%から3倍の24%まで向上する政策目標を掲げています。
浜松市では既に出口対策として、FSC国際認証林制度を市が率先して導入し、
先の9月15,16日にも認証林の全国サミットを浜松市内で開催するなど、天竜木材としてのブランド化にいち早く取り組み、成果を挙げております。
静岡市でも地元山林事業者からオクシズ材としてのブランド化を推進する声もあがっておりますが、
市産材の需要拡大に向け、静岡市として、どのような対策を実施してゆくのか伺います。
次に静岡SAに隣接する用地について伺います。
資料2をご覧下さい。
静岡SAのすぐ脇、写真内で云うと③、この用地に関して伺います。
①これまでの用地に関する経緯と現状を教えてください。
②ふわっと体験と云って、パラグライダーの体験を誰もが簡単に誰もが楽しめ
る手法があります。朝霧高原の人数を参考に、ここ③の用地でふわっと体験をすると、民間試算では当初年度に2万人の利用を見込んでおります。
市が平地として管理しても、管理費はかかるわけで、交流人口の増加を目指す施策の一つとして、パラグライダーの体験用地として、静岡SA横にある③の用地を期間限定でも借用することはできないか、伺います。
③次に民間の感覚では資産を寝かせることが一番の損失と考えますが、
当該用地の将来的な展望について、どのように考えているか、伺います。
(1)津波避難タワー設置について
④3億円の予算計上してある津波避難タワーですが、今年度のスケジュールにつ
いて
⑤そして、新たな想定が国から示された訳ですが、次年度以降の整備計画につ
いてどのようか、伺います
(2)続いて、大規模災害対策社会実験について伺います
お手元の資料3をご覧ください。
これは、静岡県が指定している緊急輸送路の経路です。
私の地元駿河区では1次緊急輸送路として指定されているのが、沿岸部の150号線のみ。少しの地震や台風で通行止めになることは駿河区民ならみんな知っています。
津波が来たら、緊急支援物資を遠方からどのように運ぶ予定だったのでしょうか。緊急輸送路として、南北ルートが一切想定されていないのが現状であり、今回の国土交通省による防災への取り組みには大いに期待しているところであります
そこで伺いますが、
①実験の目的と実験箇所の選定理由は何か
②県道山脇線ではどのような検証を予定しているか
【3回目】意見要望を述べます。
3点、森林林業では
そろそろ本気で静岡市の山林をどうしてゆくのか考えないと手遅れになる。
①静岡市地産材のブランド化
②市独自で林業から工務店、利用者へのサプライチェーンの構築。
③水源税も視野に入れた水源涵養林へのインセンティブ
今は、これまでのように歩かないでもGPSを利用すれば、10mメッシュで山林の状態がわかります
ドイツでは水源涵養機能が満たない山林には課税を課しており、本市でも、
これからは自然林に戻すことも視野に入れながら、水源涵養林を維持してい
る山林地主とそうでない地主との区別化をする為にもこの施策が必要です。
パラグライダーに関して
一度タンデム飛行の準備をしますので、市長、日程調整を宜しくおねがいします。とにかく、日本初。どこでもあるものはもう、いらんのです。
民間を活用した固定概念に囚われない、大胆な手法をやりましょう。
津波避難タワーの選定については、公正に用地も判断して頂いたようで、うれしく思います。私も出来る応援はしますので、できるだけ早期の完成を望みます。
社会実験では、公共の建物だけでなく、道路や橋など幅広い観点から緊急避難地として利用できないか、早期の検討を進めてほしい
最後に、大規模社会実験では新東名から東静岡駅、平成29年開通予定の現東名スマートIC、静岡大学、海岸部住宅地とつなぐ、非常に重要なラインとなる事が予想され、選ばれたのが下大谷線です。
駿河区民の「命の道」として、早急に下大谷線の整備を求め、以上で私の質問とさせて頂きます。