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宮沢けいすけ KEISUKE MIYAZAWA
2022年5月26日
明石市だけではなかった。子育て政策で若者が集まり始めた南関町
南関町 最も人口が多い時には2万人以上。
ここ20年、人口が減り、現在は9360人。
高齢化率40%の町です。
ですが、現在の佐藤町長、元町役場職員の時に手掛けた「住んで良かったプロジェクト」をきっかけに町長選挙に立候補。
それから8年。税収は10億円から13億円。
そして、驚くは、10年で人口は1500人の減少ですが、子育て支援策で子どもの数は微増。要は高齢化でお年寄りがお亡くなりになっても、子育て施策により、若い家族が移住してきているということ。通常は人口減少以上に子どもの減少数が多いのが一般でしたが、全く新しいエビデンスを見ました。
周辺市町では、子育てするなら、南関町と云われるようになっているそうです。
子ども医療費18歳まで無料
学校給食費 半額補助保育料
乳幼児保育料補助
無料子どもが生まれたら10万円、小中進学時に5万円
住宅建てたら、リフォームでも50万円
その他にもいろいろと、
とにかく、子育て環境への補助が手厚い。
それにより、若い家族が増える。労働力の確保が見込める。
結果、業進出が進み、金型関連の工場が集まってきたとのことです。
あと4年で税収を15億円までにできると佐藤町長は云っており、積極的な町長自らのセールスで可能だと実感しました。
明かなエビデンスです。これだけ人口減少が激しい町において、子育て施策により子どもを増やすことが出来る、素晴らしい実績でした。
無論、3回目の町長選挙は無投票となったとのことでした。
静岡市における子育て支援策、昨年本会議でも質問させていただきましたが、重要なテーマとして再度質疑に取り組むため、調査研究をしております。