宮沢けいすけ KEISUKE MIYAZAWA
2010年6月27日
議会質問1回目 森林・林業について
① 市は、環境資源、水源地として、森林・林業についてどのように捉 えているか
またそれら民有林中の人工林の規模、林業の出口としての木材の
価格の低下、山林価格が一部では1/10とまで云われ、それによ
る林地の所有状況の変化、これらの問題が森林整備の遅れにつなが
っていると思われるが、市はどう考えている
答弁 水源涵養や環境~ 大事だと思っている
現在の木材の価格は約1/4
山林所有者の20%が市外、県外、不明になっている
☆ 山林の価格が低下する中で、私たちが生きる上で必要な水源に
関して所有者の20%が移行していること
これには非常に危険である
② 木材利用の一番期待される分野として、住宅の建築材としての需要
が見込まれますが、最近の統計における静岡市の住宅着工数と木造 着工件数、並びに空きや総数について、また、その状況についてど
う考えるか、 教えて下さい (住宅政策課)
答弁 住宅着工数は5,850戸、うち木造着工数は2,799戸
20年度の住宅・土地統計調査速報値に基づく空家総数は
40,000戸となっている(全体の15%に上る)
本市も人口・世帯減少社会の影響を受け、一定量の
住宅が供給される中で、大量の空き家が発生
従来の住宅供給中心の政策から、良質な住宅ストックの形成を
推進する政策への転換を図る
☆ 空家が5年で5%も市内で増加しています。
これも非常に問題でその空家となる建物の用地は
元農地だったところが非常に多い
この答弁は素晴らしい、嬉しいと思う。
住宅政策課の担当の方は非常に熱心であった
③ 林業を振興してゆくためには、販路拡大、担い手育成、作業路
の整備が重要と考えるが
<需要拡大>
木材の利用促進の施策として取り組まれている
柱100本プレゼント事業等の事業実績
答弁 実質売り上げて144件で4500万程度、公共事業に500万
☆ 出口の部分で支援がこれでは厳しい
<担い手事業>
都市計画マスタープランで担い手は現在の4.8%から、あと14年後の
2025年には1%になると示されている第1次産業の中で、最も減
少率が著しいのが林業です。
その林業担い手育成事業はどのように実施しているのか、またそ の実績を教えて下さい
答弁 2300万円の予算 5人 市有林の調査
☆ 何にも担い手の支援にもなっていない。
既に一世代前は梅が島に600件住宅があり、そのうちの
400件が林業家であった
これも今は1/10になっている。
最も減少著しいのが特に林業家だ。
また、私たちが生きる上で最も重要な仕事の第1次産業が
100人中 僅か一人にある社会。
一人が99人を支える これでは無理が来るはずだ
<林業の施業に関する施策>
施業の効率化から考えても作業路の整備は非常にじゅうようであ
ります。この作業路はどのような基準で支援しているのか教えてく
ださい
答弁 林業組合と意見交換、森林整備計画に基づき施行
☆ 最も重要な林道整備
これについても補助が多様にある
実際は声の大きな地主のところに林道が整備されたり
不在地主など隣地の集約化が出来ていな事で
非常に不効率な整備になってしまっている。
また森林整備計画も数字合わせである
県や国の人間が実際に足を運んで決めて居るわけではない
☆は私の意見です