宮沢けいすけ KEISUKE MIYAZAWA
2011年7月11日
7月10日 東京大学 核廃棄物専門長崎教授 3・11を受けて立ち止まる
放射能汚染と核廃棄物についての講演を行って頂きました
原発は推進、反対ではなく、双方の言い分を聞き
重要なのは私たちが判断すると云う事です
自然放射能や被爆に関して、東大の中で云われている事も伺い
さらには福島、浜岡の問題
そして、今後、どうしたって必ず出るモノが高レベル放射能のゴミで
あります。
高レベル放射能の保管は地層処分、
国内に地上一辺が1キロの施設に
地下は2~3キロメートル四方の施設を建設し、最低7万年で
影響の無いレベルに戻ると云う話でした
「建設費から100年の経費は2兆円
実際には3兆、4兆円以上と掛るのでは」との事でした
また、途中から本音で語って下さいました
原子力村に育ったけれど
・原発が安いと云われる費用は すべてに掛ったモノではなく
(廃棄処分費など含まれない)
・安い書こうと思えばいくらでも数字の操作で出来る
原発が無ければ、電力が不足するわけでもなく
今後のエネルギー基本計画は白紙に戻すべきである
原子力に関わって居る中で、私も傲慢であった
4歳の子どもを持ち、3・11以降、意識が変わった
科学や技術はオプションを提示するだけであり、
選択する 決めるのは社会や市民が決めるのです
今後、原発を進めて行くのは厳しいでしょう
とのコメントでした
非常に新鮮であり、いい話を聞く事が出来たと思っております
どんなに推進していた人であろうとも
気付き、反省し、立ち返る事はできると思っております
排除しないで多くの人の意見をうかがいながら
それでいて、自らの新たなスタンスを築かなければならないと
再度、認識致しました
もう、だれかを責めてもはじまらない
起きた事象を受け入れ、2度と繰り返さない事
そして、責任は私にもあなたにもあると云う事を忘れてはいけない