Category Archive: 活動報告

台湾のオンラインディベート

唐鳳(オードリー・タン、台湾デジタル担当大臣)の言葉。

「There is crack in everything and that’s how the light gets in」

(すべての物にはひびがある。そして、そこから光が入る。)。世界は完ぺきではありません。私たちの行動が、生態系を壊すこともある。自然界、人間界のシステムの構造的な問題に、一緒に取り組むことができる。それがここにいる理由です。欠陥はあなたが貢献するための招待状です。

台湾でも、ネットワーク上で進む、参加型民主主義が始まっている。

2014年、台湾で中国とのサービス分野の市場開放を目指す「サービス貿易協定」が台湾の国会で採決を強行。それに抗議する形で学生が立法院本会議場に突入、台湾史上初めて市民による議場が占拠された、「ひまわり運動」が起きた。

当時の報道によれば、市民の間で法案の内容だけでなく、その決定プロセスの不透明性にも不満が渦巻いていた。

それがきっかけとなり、タンが参画していたg0vは省庁の約1300すべてのプロジェクトの予算配分、研究計画、KPIが分かり易く可視化され、同じ分野に興味がある人と話すことができるオープン・ソース・コミュニティを創設。

現在は1000万人が利用している。

そして、タンと11名のg0vのボランティアと共に取り組んだのが「vTaiwan」である。

vTaiwanは質の高い審議によって大きなグループを導くプロセスであり「対話を重視するメソッド」である。実際にこれを使ってライドシェアリング(Uber)規制に関する議論が行われ採用された。

オンラインディべートの空間に参加した人々は、いくつかのコメントに投票を促される。

「Uberは禁止すべきだ」「厳しく規制されるべきだ」といったものから、「市場に任せるべきだ」などといったコメントだ。

数日経つと、大まかに反対派と賛成派の相関関係が可視化される。そして、不思議なことが起こる。サポーターを得たいと思ったメンバーは乗客の安全や保険といった多くの人が賛同するコメントを投稿し始めるのだ。

その後、徐々に意見は洗練され、投票が蓄積されてゆき、最終的には大多数の人によって受け入れ可能なコメントに集約されてゆく。

「vTaiwan」のオンラインディべート空間。どこに分断があり、どこにコンセンサスがあるかを明示するMAP。コメントしている人の顔が見え、投じられるのは「賛成」と「反対」のみで、対立や批判を誘発する「返信ボタン」がないことも、実装成功の重要な要素とされる。

その後これらのアジェンダを元に、専門家、ステークホルダーと実際に対面で灯篭会を行い、その様子をライブストリーミングで公開する。

ポイントは

・アジェンダを設定する力があること

・ライブストリーミングを通じて議論を発展させられることが、

多くのステークホルダーとの協議が鍵になる。

日本で参加型民主主義を始める上でも、多くの鍵を教えてくれた。

2016年1月、総統選挙で民進党の蔡英文が総統となり、36歳という若さでオードリー・タンはデジタル担当大臣に就任した。日本では広く、新型コロナウイルス対策で台湾の天才として名前が知られたが、16歳の時にインターネット・ソサエティと呼ばれるガバナンスに関する奇妙なコミュニテとの出会いが始まりとのことだった。

民主主義の回転速度を上げる

地方議会選挙等で選挙で当選した暁には、4年間の自由が与えられる。

変化の速い時代において、有権者における選択の機会が少なく、一方で当選者は安定した収益を与えられる中で楽な方に動く。それが有権者からの関心を無くしている一つの要因と考えていた。唐鳳の話はまさにソーシャルネットワーキングの時代にあった選択肢である。

(落合陽一と唐鳳との対談から)

選挙で決められる投票権を勝ち取った台湾において、「投票=祝祭」とのことだった。

日本では勝ち取ったという認識が不足している。

日本は台湾でいう祝祭性が失われた状態。日本が祝祭性を回復するには?もしくは台湾が将来祝祭を失った場合、どう再着火すればいいか?

唐鳳 投票のレベルを変え投票の「回数」を増やす。投票の項目を細分化し、数秒でも時間があれば投票できるようにするのが鍵。民主主義の「回線速度」を上げることが大事。

4年に1度の選挙で済ませるのは旧式のコンピュータを使い続けるようなもの。アクセスの回数を増やせば増やすほどフィードバックもアップデートも多くなる。それが「新しい民主主義」のあり方。

落合 台湾約2300万人、日本約1億2600万人と人口規模が違う。日本のような人口規模の多い国で「新しい民主主義」は可能か?

唐鳳 物理的にひとりひとりの意見を聞いて回るなら、古代民主主義が行われたギリシャの都市国家の規模が限界だろう。でもデジタルは違う。デジタルのネットワークはスケールフリー(1つの情報を無限に拡大・共有できること)だ。皆にとって価値があると判断された情報は、すぐに世界中に拡散される(東京都のコロナ対策サイトにプログラマーとして参加した事例を紹介)。ネットワークの中で民主主義的に導入されたアイデアは「スケールフリー」。どれだけ規模の大きな人口に対しても広がり続ける。このような新しい民主主義のやり方を広める上でも日本と台湾の距離は近い。物理的な距離の近さではなく、テクノロジーのレベルが同じくらい高いこと。進んだテクノロジーがあれば進んだ理想を叶えることができる。民主主義は完成された「化石」ではなく、「人の生活を便利にする生きたテクノロジー」。

落合 どうやって生きた民主主義を進化させていくか。そのカギになるのが「多様性」。民主主義の中でどう多様性・多元性を確保していくか。日本のいいところ・悪いところがある。多様な文化圏であれば「ほどほど」な価値が割とある。つまり、お互いが理解しえないことに関して「ここまでは理解しよう」という相互理解のラインがある。単一民族が多い日本は、完璧に理解することに力を割いてしまう。カンペキを求めてしまう。8割できていればいいのに、残り2割を上げるために8割の時間を使ってしまう。そのおかげで、例えば子どもがいじめられる理由は皆が同じ規律を求めるからだったりする。ある程度「ほどほど」で成り立つようになると人の働き方や生き方が多様になる。テクノロジー的に前進した民主主義から生まれてくる(未来への)遺産(レガシー)は(これからの)人の多様性や時間の使い方に直接跳ね返ってくる。“ほどほど”のコンセンサス(合意)で多様でいられる社会へ

―地球規模のコンヴィヴィアリティ。無限な可能性を持つデジタルな経済。そしてテクノロジーとしての民主主義。驚くほど明るい未来が説かれた今回。最後に聞きたいことは?ー

落合 「変わらないものって何だろう?」って僕はよく考えるんですよ。自然の形も変われば人の形も変わるけれど、その中で人の最もチャーミングなところはタンさんにとってどこですか?
唐鳳 人は賢人(サピエンス)ですから、知恵ですね。

Five Star Movement(イタリア)

当事者運動

「変化に参加する。」

「私たちと共に、未来の課題に直面してください。」

5つ星運動(Movimento 5 Stelle)は自由な協会で政党ではなく、左または右のイデオロギーではなく、アイデアを通じて、効率的で効果的な意見交換と民主的な対立を生み出したいと考えている。

これはイタリアで結成から8年で政権与党までたどり着いた5つ星運動が発信している言葉だ。

国が悪い、会社が悪い、だれが悪い、彼が悪いでは変わらない。イタリアの5つ星運動に参加した国民の多くはは汚職と利権にまみれた旧い政治に対し、成す術なく諦めていた若者や貧困層だ。

既得権の外にいる住民が当事者となり、新しいインターネットというツールを用いて国を動かしてしまった。

最大の点は「イタリア地元のことは政治家に丸投げせずに、そこに住む当事者である住民が決める。」である。

今、日本でも本当に住民の声や市民の希望は生活の基礎を作る政治に届いているのだろうか。

コロナウイルスにより生活様式は変わった。

インターネットの進化、ポストコロナ、間接民主主義のと限界、このイタリアで始まった5つ星運動=参加型民主主義はイタリアに限らず、今後大きく政治を動かすものになるだろう。

4月24日の市政報告の模様

http://channel.pandora.tv/channel/video.ptv?ch_userid=gomizero00&prgid=37675893

言葉の裏に隠された真実

マルコムXは
白人が作った辞書には逆の真実が隠されているという

辞書を検索すると「黒」と「白」
人種差別は辞書の作成に関与するのか

人類の根源は黒人だったとも伝えられている

しかし、キリスト、神ジーザスは白人で描かれているが
旧約聖書には「ヘブライ人」と記されているが
ヘブライ人は白人系ではなかった。
古代イスラエル人と血統的につながりをもつのは、アブラハムの
ときにわかれたパレスチナ人であり、当然ながら彼らは白人ではない
有色人種である
(私の所見では現在のパレスチナ人の殺戮にも関係があるのでは)

私たちの生活する社会には隠された真実が無数にある
少し視点を変えてみると興味深い

black の意味

[形](〜・er, 〜・est)

1 黒い, 黒色の(⇔white)

(as) black as coal [ebony, ink, a hat]
まっ黒で.
2 黒衣を着た

the black knight
黒い甲冑(かっちゅう)の騎士.
3
(1) ((しばしばB-))黒人(種)の. ▼もとは軽蔑的な含みを伴ったが, 今では黒人自身が誇りをもって使う

black Americans
アフリカ系米人(▼現在はAfrican-Americanを用いる).
(2) ((豪))先住民の(Aboriginal).

4 〈コーヒー・紅茶が〉ミルク[クリーム]なしの. ▼時に砂糖も入れないことをさす. ⇒WHITE[形]11

I’d like my coffee black.
コーヒーにはミルクを入れないでください.
5 〈手・服などが〉(ほこり・どろなどで)よごれた.

6 まっ暗の, やみの(dark)

The room was black.
部屋はまっ暗だった.
7 〈形勢・見通しなどが〉暗い;陰気な, 悲観的な

The future looked black.
将来の見通しは暗かった.
8 不吉な;むっとした, 怒った;悪意のある

a black, evil plot
よこしまな計画
a black look
険悪な顔つき
in a black mood
大いに怒って
look black at a person [=give a person a black look]
むっとした顔で人を見る.
9 病的にグロテスクな表現をした, ブラックな.

10 故意の;有害な;許しがたい;腹黒い, 凶悪な

a black lie
たちの悪いうそ
black treachery
ひどい裏切り.
11 不名誉な.

12 不正な

a black rent
やみ家賃.
13 ((英))(スト中の他組合を支援して仕事・製品などを)ボイコットした

declare the work black
(スト支援のため)仕事をボイコットする.
14 (敵国内から放送されているように見せかけた)対外宣伝の.

white の意味

1 白い, 純白の;白みがかった;雪のある;銀白の, 灰色の

a white dress
白いドレス
a white Christmas
雪のクリスマス
(as) white as snow
雪のように白い.
2 皮膚の白い, 白色人種の(ための). ▼実際の色は淡いピンク

a white neighborhood
白人専住区域.
3 〈人が〉白髪の;〈人が〉白衣の

a white old man
白髪の老人
a white sister
白衣の修道女, カルメル会修道女.
4 (激しい感情・病気などによって)蒼白(そうはく)になった((with, from …))

(as) white as a sheet
(顔色が)まっさおで[の]
turn white with fear [fury]
恐怖[怒り]で青ざめる.
5 白熱の;〈感情などが〉激烈な

white fury
烈火の怒り.
6 〈水・ガラスなどが〉無色の, 透明な;〈ワインが〉淡い黄色の, こはく色の;((比喩))汚れのない, 潔白な;((俗))((通例反語))正直な, 頼りになる, りっぱな

white glass
透明ガラス.
7 何も書いて[印刷して]ない, 白紙の, 空白の, 余白の

Fill in the white space below.
下の空欄に記入せよ.
8 (音楽で)音色・響き・温かさなどの欠けた.

9 ((まれ))縁起のよい.

10 (政治的に)極度に保守的な(⇔red).

11 ((英))〈茶・コーヒーが〉ミルクを入れた(⇔black).

12 《甲胄》全身装甲の:全体が磨き上げた鉄板でできている.

13 〈戦いが〉(交戦を伴わず)間接的な

a white war of propaganda
宣伝戦.
bleed white

エガコウヤ第3弾 直前  ボランティアスタッフni ご協力を~

第2回 原発・新エネルギー検討勉強会ga開催

講師 渡辺敦夫氏 

8月31日、14:00から行われた勉強会におきましては
ご多忙の折に、県議会議員の皆様、県内各地の市議会議員の皆様、
関心の高い一般市民の方々など大変多くの方々にお越しになって
頂き、誠にありがとうございました

事務局からまずもって御礼申し上げます

つきましては簡単な事務局報告をさせて頂きます

<参加人数の集計>
参加人数 52名(資料のみ1名)
県議会議員 8名
市議会議員 39名
一般市民   5名

60分を講師が講義し、その後60分は
各政党、会派からお越しになって頂きました皆様と
渡辺講師とで活発な意見交換も行われました。

HPをブログ形式で取っております
講師の渡辺先生の使用した資料もUPさせて頂いておりますので
ぜひご覧ください

また、3・11直後の放射能拡散の様子がわかる 
URLも添付させて頂いております

http://newenergy.eshizuoka.jp/

東海地震のメカニズムがわかる「富士川断層ツアー」

「駿河湾から2,5キロ内陸に津波跡か」6月23日朝日新聞の記事no

新インターチェンジの整備案について
〈東名高速道路大谷地区へのスマートインターチェンジ〉ご意見を募集しています。
みなさんで案を出し合っていいまちづくりにしませんか。
http://www.city.shizuoka.jp/deps/tosikeikaku/sic_pb.html

市街化区域(住宅地)に囲まれた大谷田んぼ。
これまでに、私も何度となく質問・提案してきた、
「大谷まちづくり」についても意見が募集されております。
http://www.city.shizuoka.jp/000122858.pdf

10月27日 10:00~20:00 
小鹿の「来てこ」1Fロビーにて、
大谷・小鹿まちづくりに関するオープンハウスが開催されます
どうぞ、お気軽にお立ち寄りください

市民参画条例に基づき、市民のみんながまちづくりに参加できる制度があります。
明日の静岡市を作るのは、議員や市役所だけではなく、皆が主役!

宮沢けいすけ 事務所

〒420-0853
静岡市葵区追手町5-1
議員控室「創生静岡」内
TEL/FAX : 054-272-8897