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平成25年度9月定例議会報告(埋蔵文化財と四百年記念事業等々)


平成25年度11月議会の質問を掲載 します(連続19回目)

平成25年度11月議会の質問を掲載いたします。
テーマは2つ
1:南アルプスユネスコエコパーク登録とリニア中央新幹線建設工事との関係性について
2:徳川家康公顕彰四百年事業と世界でただ一つの「家康公の時計」国宝化について


市長からも「環境を保全し、ユネスコエコパークを推進する」と
「家康公の時計についても応援したい」と、2つとも熱い答弁が述べられました。

結果、リニアについては新聞報道のように県議会でもいち静岡市の問題ではなく、
県全体で考えるべきと、腰を上げることになったこと。
水源地は静岡市内であっても事実、毎秒の2tの水が枯渇する可能性があるのは大谷川水系の志太榛原地域にお住まいの63万人分の生活用水です。環境問題は広域な課題として再認識されました。


家康公の時計については
先日、落合宮司の話では、顕彰四百年記念事業の調査の一貫である久能山東照宮や家康公の調査としても十分に取り上げることになり、市の文化財課の職員も熱心に調査に来て協力体制であることなどの報告をしていただきました。
今後は、私自身も「文化財は産業」というこのキーワードを根幹に静岡市の将来の産業についても研究して参ります。

以下、質問の全文を掲載します。

<1回目>
それでは大項目1の南アルプスユネスコエコパーク登録とリニア中央新幹線建設工事との関係性について伺って参ります。

① 中央リニア新幹線は実験線の着手から約20年、2011年5月26日に整備計画が決定、JR東海が営業及び建設主体に指名され、平成26年中の着工を予定しています。
同じく、南アルプスも本年9月4日にユネスコエコパークの国内申請が決定され、平成26年に登録の可否が決定される予定とのことです。

国家的大事業でありながらタイミングと実施場所が同じで、且つ自然環境保全と経済的利便性という一見、相反する側面を持つ事業であることから、マスコミ報道でも連日取り上げられています。
 
ちなみに国内のユネスコエコパークは1980年より登録された「志賀高原」、「白山」、「屋久島」ほか5件。南アルプスが決まれば国内6番目となります。
では、まず改めて① 南アルプスユネスコエコパーク国内推薦のこれまでの経緯と登録までの予定について伺います。

答弁)
南アルプスのユネスコエコパーク登録への取組みは、南アルプス国立公園に関係する山梨県、長野県、静岡県の10市町村により設立した南アルプス世界自然遺産登録推進協議会の中に、ユネスコエコパーク登録を目的として、平成23年7月にユネスコエコパーク登録検討委員会を設置し、進めてまいりました。
 本年4月に登録申請書素案を日本ユネスコ国内委員会へ提出し、9月4日、日本ユネスコ国内委員会において国内推薦が決定され、9月末に、国が、申請書を推薦書とともにユネスコ本部へ提出しました。
 来年6月に予定されるユネスコ人間と生物圏(MAB)計画国際調整理事会において、登録の可否が決定される予定です。

大項目2 徳川家康公顕彰四百年事業と世界でただ一つの「家康公の時計」国宝化について質問させて頂きます。

落合宮司が執筆した、この本をお読みになった方は?
この本のはじめに、このように記載されています。
「私の国宝への取り組みについて、ドンキホーテのような見果てぬ夢とお笑いになるか、はたまた、私の切なる願いに深く共感していただけるのか、どうか」、私の今回の質問の趣旨はこの一文でしょう。

家康公の時計はフィリッピン前総督のドン・ロドリゴ・ビベロが船長を努めていた船が千葉県沖で漂流、座礁して家康公を含めて多くの日本人がスペイン人の救助にあたり、その返礼としてスペイン国王フェリペ3世から1611年に家康公へ送られたものであります。

 四百年前、私たちの貧しい先祖は目の前に困っている人たちがいれば、たとえ海外からの大量の漂流民であろうとも、暖かい手を差し伸べていたことがこの時計を通じてわかるのです。
 東日本大震災で見せた日本人の心の証拠でもあり、また家康公が海外との相互の交流を積極的に進めようとしていたことの証拠でもあります。

また、この時計は昭和30年に盗難に会うも、翌年市内の小学生が泥棒に宛てた手紙を送り、戻った事でも有名です。400年前から様々な奇跡のもとで現在まで残った家康公の①時計の価値についてどのような認識をされているか
(答弁)
2 徳川家康公顕彰四百年記念事業と「家康公の時計」国宝化について
① 大英博物館でも所蔵していない、世界でただ一つの時計の価値についてどのような認識を
されているか。
→・この時計が製作当時から未修理でほぼ原形のままであることが確認できる世界で唯一のものであるという認識である。
・当時の日本とスペインの友好関係を証明する「国際人家康公の遺品」であると認識している。

<2回目>
それでは、大項目1の南アルプスユネスコエコパーク登録とリニア中央新幹線建設工事との関係性について伺います。

11月5日、6日と市議会有志と南アルプス世界自然遺産登録学術検討委員会の元静岡大学学長の佐藤博明委員長と地質の専門家で委員の静岡大学狩野謙一教授、当局とメディア各社の皆さんと、南アルプスの調査に行って参りました。
当日は私たちを歓迎するかのように直前まで頻繁に訪れていた台風は去り、雲ひとつない、限りなく透明な青い空に、凛とした空気に南アルプスの山々は赤や黄色に色付いた姿で、気高く聳えたっておりました。

何年も通っている研究者の方々も「これほどまでに綺麗な南アルプスは今までに見たことがない」と云われ、現地を訪れたメンバーすべてがまさに、世界に誇る景観だと実感したのではないでしょうか。佐藤委員長の言葉を借りれば「1億年かけて自然が作り上げた奇跡の景色」でした。
そこで伺いますが、この景観はもちろんのことながら
② 南アルプスユネスコエコパーク登録においての審査基準とは何か、またどのような点が評価され国内推薦が決定されたのか。
②ユネスコエコパーク登録においての審査基準とは何か。また、どのような点が評価され国内推薦が決定されたのか。

ユネスコエコパークの登録においては、審査基準が6項目あります。
その主なものは、第1に、登録予定地域が次の3つの機能を持つこととされております。
1つ目が、重要な生態系を有する地域を保護する「生物多様性の保全」の機能、2つ目が、自然環境の保全と調和した持続可能な発展の取組みを行う「経済と社会の発展」の機能、3つ目が、調査や研究、教育の場を提供する「学術的研究支援」の機能です。
第2に、登録予定地域が次の3つの地域に区分されていることです。
1つ目が、自然を厳格に保護する「核心地域」、2つ目が、核心地域のバッファーとしての機能を果たす「緩衝地域」、3つ目が、人が定住し経済活動が行われる「移行地域」です。
第3に、保全管理の考え方が適切であること、第4に、管理運営体制が適切であること、などです。
また、評価された点としては、「生物多様性の保全」の機能は、「核心地域」及び「緩衝地域」において、南アルプス国立公園や、南アルプス南部光岳(てかりだけ)が森林生態系保護地域に指定され、法的・制度的に保護・保全されていること、「経済と社会の発展」の機能は、「移行地域」において、山地斜面に広がる集落景観が特徴的であり、風土を活かした茶の栽培が行われていること、「学術的研究支援」の機能は、自然環境や地域の歴史・文化を活かした環境教育が行われていること、「保全管理の考え方」や「管理運営体制」では、10市町村が共通理念をもって保全・活用に取組むことについて基本合意書を締結したこと、などが評価されました。

エコパークは井川地域においては自然景観のみならず、グリーンツーリズムなどの経済活動の基盤となることもわかりました。

しかし、現場に訪れた佐藤委員長ら専門家の説明では県内10.7kmを通過するリニアは全てトンネルで南アルプスの地下部分を通過し、水脈に与える影響や膨大な建設発生土が自然環境に影響を与えること。
その発生土に対し、狩野謙一教授は表層崩壊が至るところで起きており崩れ易い山に加え、堆積した土砂が一気に流れ、先日の大島のような土石流災害を引き起こす可能性がある、と強い懸念を示しておりました。

そこでお伺いいたしますが
③ 3県10市町村の学識経験者で構成する南アルプス総合学術検討委員会では、生態系や希少生物、水源、水脈など多岐に渡って意見が提出されています
静岡市域についてどのような意見を出されているのか伺います。

③3県10市町村の学識経験者で構成する南アルプス総合学術検討委員会では、静岡市域についてどのような意見を提出しているのか。

南アルプス総合学術検討委員会などから提出された意見の主なものは、第1に、「トンネル掘削によって生ずる発生土の置き場が土石流災害を増幅する危険がある」こと、第2に、「工事に伴い建設される構造物の景観への影響が懸念される」こと、第3に、「発生土置き場となる場所の植生が破壊されるなどの生態系への影響が生じる」こと、第4に、「地下水位の低下や流水量の増減がもたらす生態系への影響がある」こと、などです。
いずれも、環境保全の見地から意見を提出しています。

県環境影響評価審査会、会長の和田秀樹静岡大学理学研究科教授も「地中深くの土を長時間、地上に放置すれば酸化し、地下水や川の水、植物などに影響を与える恐れがある。」と
④ 田辺市長も専門家の意見と同じく環境への影響、ユネスコエコパーク登録への危惧を述べられております。市長の危惧することとはどんなことでしょうか

④報道にあった市長が言われる南アルプスユネスコエコパーク登録への危惧とは何か

学識経験者による「トンネル掘削発生土処理」、「生態系への影響」、「大井川の水量、水質の変化」に関する指摘については、特に、これら3つの指摘が審査基準に影響するおそれがあります。
しかし、現時点では事業者の対応が不明なことから、これらについて、適切な措置が講じられなければ、登録が保留となるのではないかと懸念しています。

10月12日「南アルプス世界自然遺産登録学術検討委員会」で
JR東海の環境影響評価準備書に対して佐藤委員長、静岡淡水魚研究会長の坂井隆彦委員は「調査の内容や期間が詳しくなく、科学性、客観性に欠ける」
NPO法人県自然史博物館ネットワーク副理事長の三宅隆委員は「建設発生土についてどこに、どれだけ捨てるとの記述がない。これでは意見が出せない」長島吉治井川山岳会会長は「具体的な工事内容が知りたい」と、出席した専門家7名から、JR東海に対して調査データ不足を理由に評価できないと指摘、また「学術的にも重要な調査結果があるはずで、第3者がみられるようにするべき」と述べられています。
では、
⑤ リニア中央新幹線環境影響評価準備書に記載されている評価の内容に対する資料が不足していることについて、どのように考えるか、伺います。
静岡市環境影響評価専門家会議の委員からは、主に次の2点について資料や説明が不足しているとの指摘がありました。
 1点目は、例えばボーリング調査については、調査箇所数しか記載されておらず、詳細な調査結果資料が掲載されていないなど、準備書に記載されている調査結果の基礎となる資料が不足しているとの指摘です。
 2点目は、評価結果において「事業者が実行可能な範囲内で環境影響を低減できる」などの記載がありますが、調査結果から何故そのような評価に至ったのかという説明が不足しているとの指摘です。

情報不足への対応についてはわかりました。
では、本年11月6日
3県学術検討委員会「昆虫、動物に影響」JR東海に意見書。
生態系に加えて、自然景観や地形に地質に与える影響も指摘。

11月8日
「リニア渇水」下流域懸念。リニア完成後に流量が毎秒2トン減少。
上水道を7市、63万人が利用する大井川広域水道企業団の水利権量と同じとJR側が公表。

11月26日
「トンネル掘削工事で大井川の水量が減り、渇水時に影響がでる」ことに対してJR東海は「工事後も流量観測を継続し、トンネルの湧水を河川に戻すなどの対策をする。水量減で保証する場合は公的指針で地権者と話あう」と回答。

私の意見として
まずは、専門家が適正な調査、評価ができる環境が必要と考える。
事実訪れた現場でも、建設発生土の処理予定地についてJR東海から市や専門家に現地案内をした経緯もなく、「環境影響評価準備書」で提供された情報不足の資料から推察するしかない状況でした。しっかりと専門家が意見を述べることができる情報の公開を求めていただきたい。

次に自然環境への影響です。
 開業2027年とすれば、今後13年間、二軒小屋付近でピーク時の7年後には工事用車両が日に480台が通過し、河川の上流に発生土を処分すれば水の濁りは生態系に影響を及ぼすのではと危惧せざるを得ない。

また、JR東海が云う、64万人分の水源の枯渇については静岡市だけの問題ではなく、志田榛原地域の各市町村とも意見交換が重要であります。
水は生命が存続する為に最も重要な資源で人間も例外ではない。

また、JR東海は住民説明会等において自然環境等に影響を与えた場合、漁協等に費用弁済をすると述べているそうだが、自然環境は経済的な保障では元には戻らない。

事実、ユネスコに提出する申請書の最終版にもトンネル掘削や残土処理などの人為的な自然環境への負荷が、大井川流域の植生や地下水脈の変化、自然景観に影響する懸念が挙げられている。

私と田辺市長との初めての出会いは環境問題についての意見交換でした。
価値観の転換を迎える今の時代において、市長
⑥ 静岡市環境影響評価専門家会議で適正・的確な審議を行うために、静岡市は事業者に対してどのような姿勢で望むのか。また、登録後、ユネスコエコパークの理念に基づき、どのように取り組んでゆくのか

準備書によりますと大井川上流部の二軒小屋下流で毎秒約2トンの水量が減少すると記載されています。1日量で172,800トンもの水量が減少し、下流域の水利用者約63万人に影響すると報道されています。
 自然と人間社会との共生を目指すユネスコエコパークにおいても、自然環境の保全に関する基本理念である「そこに住む人間が自然を守ろうとしなければ自然は守れない」という保全への強い意志が必要です。
豊かな自然からもたらされる恵みに対して、感謝の気持ちを持つことが自然を守ることにつながります。
南アルプスと井川地域の素晴らしい自然の潜在的な価値を掘り起し、磨き上げ、ユネスコエコパーク登録に繋げ、その価値を情報発信することによって、訪問者の増加をもたらし、さらに地域間の交流を盛んにすることで、地域を活性化させて、地域の振興に繋がっていきます。
そのような循環を作るために、最も大事なことは、南アルプスの自然の価値を守ることであり、そのために優先すべきことは、中央新幹線建設の長期間に亘る工事が、ユネスコエコパークの登録に影響を及ぼすことがないように対応していくことが最重要であると認識しています。
 そのため、事業者に対しましては、静岡市環境影響評価専門家会議の審査が適切、的確に進むよう準備書に記載されている以上の詳細な情報提供と、
 各委員が多様な視点で評価を行うことができるよう、的確な説明を強く求め、ユネスコエコパークの実現に向けた市長意見を形成してまいります。
一方、移行地域となる井川地域においては、観光基盤整備として、井川遊歩道をはじめ井川観光会館を整備するとともに、ソフト面においても、ホームページの多言語化、ツアーコースの造成などを行い、井川地域や南アルプスを訪れる方を迎える体制を整えてまいります。
今後、自然環境の保全と調和した地域の持続可能な発展を目指し、ユネスコエコパーク管理運営計画を策定してまいりますが、策定に当たっては、何よりも地域住民の積極的な関与が必要となります。
本市としては、そのヤル気を喚起し、その他関連する地権者、学識経験者、観光関連業者などの方々と共に、官民連携のもと、一丸となって推進してまいります。

<意見要望>
ぜひ、そのような姿勢で事業者に対しても望んで欲しい。
資料2をご覧ください。世界中で自然環境の保全の為に開発を中止したり、一方で開発したことによってエコパークの取り消しや認定の延期が相次いでおります。

リニア建設は30年も前からで周知のことではあるが、しかし今回のようにリニアを建設することにより自然環境に多大な影響を及ぼすことがわかっていながら、この場所に建設するのであれば、私は反対です。
市として長年取り組んできたことをぜひ進めて欲しい。

田辺市長と川勝県知事で「環境影響評価審査会の審議を踏まえ、遅くとも3月25日までにJR東海に意見表明する」との事ですが、環境影響評価の如何によって、将来世代に対する説得可能な責任ある政治家としての決断を下すこと事を市長に期待して質問を終わります。

<2回目>
次に大項目2、徳川家康公顕彰四百年事業と「家康公の時計」について質問させて頂きます。

ご答弁にもあった、世界で唯一のモノであることについて、昨年5月16日に大英博物館時計部門の責任者デービッド・トンプソンさんを招いて久能山東照宮で時計の調査を実施しました。
トンプソンさん曰く、千個の置時計、5千個の腕時計を所蔵する世界一の大英博物館であっても「これほど保存状態がいいもの、また四百年前の所有者がわかっているのは世界で唯一。大英博物館に飾りたい」「調査結果は世界に驚きを与えるだろう」と5月19日付の新聞でも述べられております。

その大英博物館の調査員が外部のモノを調査したということについてですが、
これまでに実は、僅かに2度のみ。
一つはエリザベス女王陛下から依頼のモノ、もう一つが今回の時計です。
 どれほどの価値か想像がつくでしょう。
その大英博物館の調査員が昨年の5月、久能山東照宮に訪れた際に
②市長も当局と久能山東照宮に訪れたそうですが、どのような言葉を交わし、市長はどのような関心をお持ちになったのか、伺います。
② 昨年5月、大英博物館の調査員が時計の検証に訪れた際、そこに立ち会った市長はどのよ
うな言葉を交わし、どのような関心を持ったのか。
また、その文化財としての価値をどのように活かすのがよいと思われるか。
  →・市長の言葉及び関心は別紙のとおりである。
   ・世界でも貴重な文化財であり、国宝に指定されることで交流人口は増加する。平成27年度に刊行する『久能山史』でまとめると共に、シンポジウムなどで情報提供する。

先ほどの調査に同席した、デービッド・アトキンソンさん(英国貴族で小西美術工藝舎会長兼社長 元ゴールドマンサックスアナリスト)は「文化財修理の将来、観光立国の実現」と題した講演の中で、産業革命を達成した70年代のイギリスでは製造業の空洞化が起こり、ポンド高と高失業率、財政難に陥るという今の日本と似た状況だったが、ここ30年で国が文化財を重視する方針に転換し、文化財を修理する産業が生まれ、イギリスでは文化財に関する産業が4番目の産業の地位を占めるまでになった、まさに「文化財は産業」と述べております。

ここ駿府も四百年前、同じように浅間神社の修復で日本中から職人があつまり、大御所時代に96ヶ町の町並みが整備され、当時人口12万人の世界最大の都市にまで発展したのが、ここ駿府、私たちの住む静岡市です。

市長も5Kと選挙で観光をキーワードとして取り上げましたが、観光として人が訪れる要素に、1にヒストリー、歴史、2にアクションで物語、3にリズムアンドテイスト、4にガールアンドギャンブル、5にサイトシーング、観光地。  
歴史、物語こそ最大の観光資源であり、歴史資源の宝庫である静岡市が使わない手はないんです。
では③家康公の時計の国宝化についてどのように考えるか、また先程述べた価値をどのように活かすのが良いと思われるか、伺います。
③ 国宝、世界文化遺産などの文化財が持つ観光資源としての効果として家康公の時計の国宝
化についてどのように考えるのか。
    →・国宝に指定されるのは、重要文化財のわずか10分の1程度で決して容易でないが、時計の国宝化への期待は大きく、市としてもスペイン本国に文献の照会をするなど支援をしてきた。歴史資源・観光資源としての「家康公の時計」をキーワードに、久能山をはじめとするゆかりの場所への誘客を目指す。

仰るとおり国宝指定にあたっては、「歴史的価値、その後の産業や時代にどのように影響を及ぼしたのか」が重要であります

まず、歴史への影響ですが
「大航海時代、日本の国際外交の始まり」を告げるものと同時に
今の日本という国が存続していなかったかもしれない歴史・物語として、当時の複雑な外交事情を物語る貴重な手がかりの一つでもあります。

この時計は友好の証として、スペインのフェリペ3世から使者としてビスカイノが持ってきました。その際にビスカイノは家康公にスペイン帝国の配下に付くように要請し、この当時の精密な時計も大国スペインの強大な権力を占めす証でした。
当時、ウイリアムアダムスから家康公はスペインがカトリック協会を相手国に布教し、戦争を仕掛ける時に宗教によって国民をスペイン側に寝返らせるという手法によって侵略するという手法を聞き、カトリックの布教を禁止をしました。
その後の3代家光公以降、カトリック、プロテスタントとの違いが分からずに一律キリスト教の禁止に至ったと言われています。

もし、そこでスペインの使者であるビスカイノがそのような態度をとらなかったら、もし家康公があのような毅然とした態度でカトリック協会を規制しなかったらと考えると、まさにひとつの時計が歴史を左右した貴重な文化遺産ではないでしょうか。
また、摩耗されないで現存した理由の一つに、このような反カトリックがあり、かえって良い保存状態を生んだのではないかとさえ思いました。

 また当時の日本文化ともつながります。
今でこそ、日本は1日24時間の時間割りですが、明治6年(1873年)、西洋と同じ24時間間の定時法を明治政府が採用するまで夜明けを明け六つ、日の入りを入り六つとして分け1刻は2~3時間、当時の日本の時計は夏と冬で一刻が異なる作りをしていたんです。
自然と共に暮らす日本独特の時間観念があって、家康公の時計も250年にわたってなんら実用性のない時計だったことも、よい保存状態であった歴史的経緯ではないでしょうか。

また、昨年11月22日、落合宮司が「家康公の時計」を国宝にと、大英博物館の報告書も添えて近藤誠一文化庁長官に要望したのを、NHKが全国放送で二番目のニュースとして取り上げられました。
それを見た川勝県知事も折に付け「家康公の時計」を国宝にするように全面的に協力してゆきましょう」と述べていました。
④市として四百年記念事業において、家康公の時計を国宝化へと世論喚起をすることについてどのように考えるか。
④ 家康公の時計について、四百年記念事業との関わりはあるのか。また、国宝化を進める世
論喚起は事業の目玉になると思うが、市としてどう考えるか。
→・家康公が進めた「平和外交」は、その功績を顕彰し、魅力を伝えるための重要なテーマであり、家康公の洋時計はそれを象徴する重要なコンテンツの一つであると考える。 
そのため、記念事業においては、市民の皆さん一人ひとりの家康公に対する誇りと郷土愛を醸成するための素材として、プレ事業及び平成27年の本事業において、さまざまな場所での活用とPRを図っていきたいと思っている。

要望として2点
ぜひ、本を読んでみて欲しい。この時計の貴重さと魅力がわかります。
もう一点は、「文化財は産業」という視点です。
ここ30年でイギリスで文化財に関する産業が4番目の産業の地位を占めるまでになった事を踏まえ、明日の静岡市の産業として取り組んでいただきたい。

平成25年9月議会報告

9月議会報告 のご紹介    (会期9月6日~10月9日)

宮澤の本会議総括質問(総括質問:自己のテーマでの質問・要望)

1 埋蔵文化財の発掘の現状と課題について

(1)埋蔵文化財包蔵地内での開発に係る手続きについて

(2)埋蔵文化財発掘調査の発注業務で費用を負担する開発者と発掘業者の 関係について

(3)静岡市が発掘業者への委託状況について

(4)文化財保護法及び発掘調査業務に関する改善点について

(5)専門職員の育成について

 

<総括質問1についてのポイント>

発注先の発掘調査業者は県内9事業。市とは随意契約。民間事業者は資金を

支払うが工事費も高く、また工事内容には関与できない現状がある。

民民で行えば、事業の透明化、経費の削減が行えるとのことで昭和25年に

制定された文化財保護法の改正をするように指摘、要望。

文化行政の推進の為にも学芸員等の専門職員の育成の必要性も言及。

※ 現在、変更に向けて県との協議を進めており、次年度実施予定です。

2 徳川家康公顕彰四百年記念事業及び第3次総合計画への反映について

(1) 徳川家康公が培った世界、国内各地とのつながりをどう活かしていくつもりか

(2)駿府城公園内の天守台跡地に係わる発掘調査は徳川家康公顕彰四百年記念事業と

時期を合わせて実施する考えはあるか

(3)家康公に関わりがある地域資源をどのように活かしてゆくか

 

<総括質問2のポイント>

徳川家康公顕彰四百年祭と第3次総合計画との関連をどう活かすか。

①世界と静岡市の関係

日本の国際外交の始まりがここ駿府、家康公大御所時代であった。

イギリスでは今年、国交四百年を記念するJ400という事業が行われている。

家康公顕彰四百年記念事業では世界中から今もって居られる三浦按針の子孫や

東インド会社、王族 関係者をお呼びして静岡市を世界に発信する機会に

してはどうか。(市長より、積極的な答弁があった)

 

② 顕彰と検証を合わせての取り組みについて

日本の文化の発祥は登呂遺跡の発掘である。駿府城公園の内堀、天守台跡地を

掘り起こす、そのものを観光資源にして集客に繋げては?

また、歴史資源をどう観光資源と活かすか、シンボルとなる駿府城天守閣の再建、

歴史文化施設はどうか。

第3次総合計画(静岡市の長期事業)が次年度より、議論され、顕彰四百年の実施

年度と時を同じくしてスタートする、ここが静岡市の今後の大きな節目となると

確信しております。

 

 

 

3)都市建設委員会 委員長報告

大きな案件は補正も含めて、約10億と予算規模も大きい三保羽衣

公園用地取得。平成3年に旧清水市の土地開発公社が購入。以来7年に

渡る買い増し後も利用はされず塩漬けであった。その土地が世界遺産効果で

買い戻しがなされた。今後はその用地を含め、三保羽衣公園周辺の景観や

環境にどう配慮した形で整備を行うかが議論されたが、課題は多く残る。

補正予算で組まれた、静岡市初の浜川の津波遡上シュミュレーションについては、

終わり次第早急に対策するよう要望された。

公園整備では無償借地公園制度を進める上での丁寧な説明を求める。

自転車のまち静岡にするのであれば、設計段階から考慮すること。

山間地の生活道路の早期の復旧についてなど、幅広く議論がなされました。

 

その他の活動報告             

9月23日 安倍川トレイル 参加者20名 講師2名

※ 恒例の秋の行事。今年で五年目。ガイドの鈴木林業の鈴木英元氏は山林の

保水や荒れ具合に加えて、本年は生態系の変化についても指摘。

対策が急がれる。

今年も水量は多めでしたが、高低差80mの安倍の大滝の滝行を敢行。

まさに、身引き締まる思いでありました。

 

 今後の予定

・                  12月7日・8日  ~落合宮司と行く日光東照宮~

2013/10/09 宮澤圭輔

宮沢けいすけ 静岡市議会 平成25年9月度本会議

議員は何をしてるんですか?」って、よく聴かれます。
何をしているか、その大きな活動の一つが本会議定例会での
議会質問です。

簡単に云えば、政治的な主張や要望、また行政が執り行っている
事業が適切かどうか、悪ければもっと「こう変えるべきではないか」といった
やりとりを静岡市や市長側と各議員がおこないます。

中には4年間で一度も登壇しない人もおりますが
私のスタイルはやり続けるということ

なので、また来ました。本会議質問、傍聴のご案内。

日時 : 9月24日(火曜日)15:00~16:00
     ※他の議員の関係上、質問時間が前後することもございますので
      ゆとりを持って、気軽にお越しください。
服装、入退場も自由でございます。お気軽にお越し下さい。

質問項目
1 埋蔵文化財の発掘の現状と課題について
 ⇒ 現行制度の問題点を洗い出し、制度改正を求める質問になります。

2 徳川家康公顕彰四百年記念事業及び第3次総合計画への反映について
  ⇒ 大回航時代、家康公の元で日本初の国交の舞台であった駿府。 
    顕彰四百年記念事業を通じで、四百年の時を越えた世界とのつながりと
    「対に現るか、天下の家康城の石垣」について質問します。

※ 質問詳細については、本会議後にHPに公開させて頂きます。

浜岡原発の再稼働の是非を問う原発県民投票 川勝平太静岡県知事

昨年、大きな活動に 浜岡原発の再稼働の是非を問う 県民投票条例制定の活動があった

 

当時は中部地域の事務局長という肩書きで 微力ながら活動を重ねた

妻と生後半年の子どもを背負っての真夏の炎天下での 署名活動は今でもいい思い出になっている

 

 

本日の新聞にも出ているが 再稼働の際には県知事として県民投票を実施すると 答えている

16万8000名という方から署名を頂いた 重みは今まだ消えることはなく、継続的テーマと

して 存在していることは嬉しいこと

 

しかし、安全対策が出来た段階で、県議会からの条例提案を受けて 県民投票を

実施することよりも、

原発に絶対安全はありえないことが わかった今だからこと、

地域のエネルギー政策を 県民自信がどうするのか問う上での

県民投票が望ましいと 私は考えている。

 

 

福島の事故の責任は誰が取る 住めなくなる地域が誕生する以上、

住んでいる人間が 判断するのが望ましい。

 

安全対策と謳って工事をしている間の責任はだれが取る?

判断できるのが事故後であってはならない。

 

さてさて、本会議の質問準備に取り掛かろう

平成25年9月議会 議会質問通告開始

今日、午前9時から9月議会総括質問の提出が始まりました。

今回で18回目の総括質問(自由に幅広く議会で質問できます。)

裏取引や政治的な工作が得意でない私は 全議会発言をし続けます。
今回の質問のテーマは2つ

1 埋蔵文化財の発掘の現状と文化財法の改善及び文化財行政について

2 徳川家康公顕彰400年祭事業及び第3次総合計画への反映について

下記に質問を進めてゆく上での箇条書した項目を掲載します。

まだまだここから詰めてゆく段階なので、ご参考までに。

1:埋蔵文化財の発掘の現状と文化財法の改善及び文化財行政について
1)開発業者が埋蔵文化財の包蔵地を開発しようとする場合の手順について

① 届出義務と届出先についての現状はどのようか

② 発掘調査の義務の有無についてどのようか

2)埋蔵文化財包蔵地の選定について

① 何時どのように決められたのか、経緯とそれら変更はあるのか

② 周辺で度重なる発掘業務を行っているが、簡素化した業務はできないのか

3)埋蔵文化財の発注業務で費用負担者と発掘業者との関係性について

① 費用に関する交渉はどのようか

② 費用の算定根拠はどのようか

③ 費用負担者に対しての情報提供はどのようか

④ 発掘事業についてどのように費用相当の事業であるとの確認をすることができるか
4)静岡市と発掘業者との関係性

① 発掘事業に対して発掘事業者の工事内容に対して情報提供義務はどのようか

② 工事事業者への発注方法と県内にある静岡市の指名事業者数

5)静岡市の民間発掘事業者への委託状況について

① 民間調査組織導入に関する基準はどのようになっているか

(基準有り県では71.4%、市町村有り15.4%)

② ここ3年間での民間事業者への発掘調査委託件数とそれぞれの委託先はどのようか

③ 委託先工事の業務中、適正に行われているかを把握する基準はどのようか

(現場確認、毎日現場で終日と提示確認を合わせると71県市町村、週に2~4回程度が

50市町村、市としての監理は週に)

④ 発掘作業において不備があった場合の対応規定はどのようか

⑤ 発掘調査後の調査が適切であったかの評価基準はどのようか

⑥ 外部委託に変更することにより発掘調査費用はどの程度削減されたか

6)文化財保護法及び発掘調査業務に関する改善点について

① 99条に基づく静岡市が発掘業務の発注をする問題点はどのようか

② 92条の変更の必要性はどのようか

③ 今後どのような業務に改善する事が望ましいか

④ 改善をする必要があるようであれば今後、市はどのように進めてゆくのか

7)専門職員による指導・監理について

① 埋蔵文化財担当専門職員の推移(あり方についてP26)を見ても平成14年を境に

減少を続けているが、静岡市正規職員の中で学芸員の資格を何名が保有しているか、

またそれらの推移はどのようか

② 学芸員資格を有する職員はどのような部署で現在勤務しているのか

③ それら専門的職員を採用するにあたって人事の考えと、専門的知識を有する部署での

考えはどのようか

④ 35歳までに学芸員資格を有する職員が文化庁へ出向しなければ公開承認施設にならない

ことなどを踏まえ、文化財に精通する職員を育てる事についてどのようか
2 徳川家康公顕彰400年祭事業及び第3次総合計画への反映について
1)現状について

① 徳川家康公顕彰400年をどう捉えているのか

② 本市の事業プラン及びスケジュールはどのようか

③ 市民参画手法の導入案はどのようか

④ 現状の組織とそこに期待するものとは

2)今後の事業方針について

① 家康公を知ってもらう活動を広げたいとの答弁もあったが

どのような事業案が進んでいるのか

② イギリスJ400からも観るように、世界の大航海時代の終焉を告げた

徳川家康公と世界とのつながりをどう活かすか

③ 顕彰と検証を合わせて駿府城公園内にある内堀及び天守台跡地を掘り起こし、

再検証することについてどうか

④ 三保の松原など他施設との関わりについて

3)第3次総合計画との関わり

掘り起こしは日本中から観光客が訪れる一大イベントになるだろう。

そして、市民の心に歴史や文化、アイデンティティが刻まれるイベントと考える。

それら発掘で出たモノを博物館に収蔵する第一号としてはどうかと考えている。
① 博物館建設についてどのように考えているのか

② 徳川家康公顕彰400年で周知された家康公をどう継続的に発信するのか、

その上での駿府城公園再整備は欠かせないモノとなると思われるがどうか

③ 3次総8年計画の意味と趣旨はどのようか

4)徳川家康公顕彰400年事業を通じて、何を成果と捉えているのか

① 最大の成果物とは何か

② 今後の静岡市にどのように活かしてゆくのか

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに写真は9月議会議案書と昨年度の決算書 一般会計予算2800億円、

特別会計わせて5600億円余 総事業数役1700事業
補助金総額400億円 生活保護費などの扶助費が5年で1.5倍
借金も6000億円を突破!?

6月議会を終えて 議会活動報告をUPします。


改選後2期目の初議会 -熱意を持って登壇- (平成26年6月本会議)

 

 

 

 

 

 

 

1 駿河区における地震・津波対策について

(1)被災時における地震・津波による課題と危険性について

① 駿河区における、南海トラフ巨大地震による津波

被害想定はどのようなものか【1回目】 (防災対策課)

 

② 駿河区において、津波侵水区域と取るべき対策とは

 

 

(2)静岡県第4次地震被害想定に対する市としての対応

① 県の津波被害想定に対して、市として

どのように住民に説明するのか【2回目】 (防災対策課)

 

② 県の結果如何によって、市として早期津波対策を図る考えはあるか

 

(3) 浜川水門及び護岸の耐震対策の進捗状況について【2回目】(河川課)

 

(4) 新たな県想定を受けての、浜川の津波対策について 【2回目】(河川課)

 

(※質問のポイント)

これまで国の1000年に一度の被害想定でも、河川を侵水して広がる

津波被害が指摘されていました。沿岸を超波する津波を考えるのではなく、

まずは河川、駿河区で言えば浜川の護岸と水門の対策が急務です。

既に昨年の議会質問で耐震に満たない水門の設計を指摘、今年調査、

修繕を勧めます。そこで、津波対策を取り、来てから逃げる避難タワー

から来る津波を防ぐ、もしくは軽減する水門整備を進めるように議会で

質問、要望しました。

 

 

 

 

2 太陽光発電システムの促進について

(1)公共施設の屋根貸しによる太陽光発電システムの普及について

① 静岡市が再生可能エネルギーの利活用について、最も重視する

エネルギーは何か、また、これまでどのように推進し、

その効果はどうか。    【1回目】(環境総務課)

 

② 他都市では公共施設を民間事業者に貸し出す「屋根貸し」

という手法を導入しているが、静岡市はどのように考えるか

【2回目】 (環境総務課)

 

(2) 学校施設における太陽光発電システムについて

① 学校施設における太陽光発電システムの設置校数、設置目的

及び利用状況について。【1回目】  (教育施設課)

 

② 災害時における既存の太陽光発電システムの活用を

どのように考えているか

 

(※質問のポイント)

小学校などに設置してある太陽光発電が被災時に利用できな

いってご存知でしょうか。また、他都市では公共の屋根を

有効利用している実例も含め、新たに防災機能として、場の

提供で収益を得る事業として、質問、提案しました。

 

 

 

 

3 駿府城公園整備計画について

(1) 駿府城公園整備計画

① 平成24年度に実施した天守台に関する調査は、

どのようなものだったのか。【1回目】 (公園整備課)

 

② 今後の整備計画はどのようになっているのか

【2回目】 (緑地政策課)

 

(※質問のポイント)

坤櫓の建設も平成25年度で終了し、駿府公園再整備計画のその後として

清水御門、天守台、天守閣などが記載されているがどのようにするのか。

そして、これまでに実施した調査はどうだったのか。

まずは、天守台の発掘調査についても要望しました。

 

 

 

4 大谷・小鹿地区まちづくりについて

(1) グランドデザインについて

① 策定されたグランドデザインの内容はどのようなものか。また、

どのように推進してゆくのか 【1回目】(都市計画課⇒市長答弁)

 

② 官民連携地域活性化会議からの提言の中で、プロジェクトを

展開する検討地区として「大谷・小鹿地区」も挙げられているが、

今後、どのように検討を進めていくのか【2回目】 (企画課)

 

③ グランドデザインに基づくまちづくり実現に向けて、今後の

取り組みはどのようか  【2回目】 (都市計画課)

 

(※質問のポイント)

いよいよ、6月11日にスマートインターチェンジの開通許可が

国から認可された。グランドデザインも決まり、後は進めるだけと

なった「大谷・小鹿のまちづくり」。地元でもあり、静岡市の今後を

左右する重要な用地の利活用について、議会で質問、要望しました。

また、今後は地元住民とも摺り合わせが重要になってきます。

大切な1年です。まさに都市建設委員長として頑張りたいと思って

おります。

 

 

 

 

 

5 下大谷線の整備について

① 整備状況はどのようか 【1回目】(道路計画課)

 

② 東名新インターチェンジ開通に合わせるための対策と事業の

実施スケジュールはどのようか   【2回目】(道路計画課)

 

(※質問のポイント)

大谷の新インターチェンジ開通時には1万~1万5千台の自動車の

流入が予想される中、周辺道路はどうするのか。

ただでさえ、危険な下大谷線にこれ以上車が増えれば渋滞、事故の

危険性は増すばかりです。

都市局から建設局に道路整備の所管が変わったが、どうやって

インター整備完了の4年後までに整備を進めるのか。

質問しました。

 

以上

市長をはじめとする、市当局の答弁は後日UPさせて頂きます。

今後も議員として、議会でしっかりと発言し、地域の課題、静岡市の

将来の為に 精一杯活動してゆくことをお約束致します。

今後もどうぞ、よろしくお願い致します。

2013年6月25日 宮澤圭輔

 

 

改選後の新市議会 平成25年度6月議会質問について

<平成25年度6月議会>

本日、平成25年度6月議会、新議員体制になってから

第一発目の議会が始まりました。

会期は6月12日から22日間です。

 

<本会議の傍聴について>

それぞれの議員が質問する一般質問の日程が

6月21日、24日、25日、

それと、25日、26日がそれぞれの所管の委員会

質疑の日程になっております。

 

尚、一般質問も25名程が質問する、これまでには

ないくらいの多くの議員が登壇し、発言します。

ぜひ、応援、投票した議員がどんな様子で

議会のぞんでいるか、観にきてあげてください。

 

 

私の登壇は

◎一般質問 6月24日(月曜日)15時ごろを予定しております。

 

◎委員会は都市建設委員会で6月28日。

今回は委員長ということで、質問ができなくて残念ですが、

その点は本会議の中でしっかりと質疑・提案・要望をして参ります。

 

以下、今回の質問骨子を添付いたします。

 

 

 

 

1 駿河区における地震・津波対策について

(1)被災時における地震・津波による課題と危険性について【1回目】 (防災対策課)

① 駿河区における、南海トラフ巨大地震による津波被害想定はどのようなものか

 

② 駿河区において、津波侵水区域と取るべき対策とは

 

(2)静岡県第4次地震被害想定に対する市としての対応【2回目】 (防災対策課)

① 県の津波被害想定に対して、市としてどのように住民に説明するのか

 

② 県の結果如何によって、市として早期津波対策を図る考えはあるか

 

(3) 浜川水門及び護岸の耐震対策の進捗状況について【2回目】   (河川課)

 

(4) 新たな県想定を受けての、浜川の津波対策について 【2回目】  (河川課)

 

(※質問のポイント)

これまで国の1000年に一度の被害想定でも、河川を侵水して広がる

津波被害が指摘されていました。沿岸を超波する津波を考えるのではなく、

まずは河川、駿河区で言えば浜川の護岸と水門の対策が急務です。

既に昨年の議会質問で耐震に満たない水門の設計を指摘、今年調査、

修繕を勧めます。そこで、津波対策を取り、来てから逃げる避難タワー

から来る津波を防ぐ、もしくは軽減する水門整備を進めるように議会で

質問、要望して参ります。

 

 

 

 

2 太陽光発電システムの促進について

(1)公共施設の屋根貸しによる太陽光発電システムの普及について

① 静岡市が再生可能エネルギーの利活用について、最も重視するエネルギーは何か、

また、これまでどのように推進し、その効果はどうか。【1回目】(環境総務課)

 

② 他都市では公共施設を民間事業者に貸し出す「屋根貸し」という手法を

導入しているが、静岡市はどのように考えるか 【2回目】 (環境総務課)

 

(2) 学校施設における太陽光発電システムについて

① 学校施設における太陽光発電システムの設置校数、設置目的及び利用状況に

ついて。【1回目】  (教育施設課)

 

② 災害時における既存の太陽光発電システムの活用をどのように考えているか

 

(※質問のポイント)

小学校などに設置してある太陽光発電が被災時に利用できないってご存知でしょうか。

また、他都市では公共の屋根を有効利用している実例も含め、新たに防災機能として、

場の提供で収益を得る事業として、質問、提案してゆきます。

 

 

 

 

3 駿府城公園整備計画について

(1) 駿府城公園整備計画

① 平成24年度に実施した天守台に関する調査は、どのようなものだったのか。

【1回目】 (公園整備課)

 

② 今後の整備計画はどのようになっているのか

【2回目】 (緑地政策課)

 

(※質問のポイント)

坤櫓の建設も平成25年度で終了し、駿府公園再整備計画のその後として

清水御門、天守台、天守閣などが記載されているがどのようにするのか。

そして、これまでに実施した調査はどうだったのか質問します。

 

 

 

4 大谷・小鹿地区まちづくりについて

(1) グランドデザインについて

① 策定されたグランドデザインの内容はどのようなものか。また、

どのように推進してゆくのか 【1回目】(都市計画課⇒市長答弁)

 

② 官民連携地域活性化会議からの提言の中で、プロジェクトを

展開する検討地区として「大谷・小鹿地区」も挙げられているが、

今後、どのように検討を進めていくのか【2回目】 (企画課)

 

③ グランドデザインに基づくまちづくり実現に向けて、今後の

取り組みはどのようか  【2回目】 (都市計画課)

 

(※質問のポイント)

いよいよ、6月11日にスマートインターチェンジの開通許可が国から認可された。

グランドデザインも決まり、後は進めるだけとなった「大谷・小鹿のまちづくり」。

地元でもあり、静岡市の今後を左右する重要な用地の利活用について、議会で

質問、要望して参ります。また、今後は地元住民とも摺り合わせが重要になって

きます。大切な1年です。まさに都市建設委員長として頑張りたいと思っております。

 

 

 

 

 

5 下大谷線の整備について

① 整備状況はどのようか 【1回目】(道路計画課)

 

② 東名新インターチェンジ開通に合わせるための対策と事業の

実施スケジュールはどのようか   【2回目】(道路計画課)

 

(※質問のポイント)

大谷の新インターチェンジ開通時には1万~1万5千台の自動車の

流入が予想される中、周辺道路はどうするのか。

ただでさえ、危険な下大谷線にこれ以上車が増えれば渋滞、事故の

危険性は増すばかりです。

都市局から建設局に道路整備の所管が変わったが、どうやって

インター整備完了の4年後までに整備を進めるのか。

質問してゆきます。

 

 

 

以上

 

 

このように今回も多岐にわたり質問します。

時間は会派人数が増えたことにより23分と増えました。

実のある議会質問を実施してゆきますので、また皆様からの

ご意見やご提案もお待ちしております。

 

また、時間的に厳しいかと思われますが、議会傍聴して頂けると

嬉しいです!

だれでも、予約なしで、自由に傍聴頂けますので、

お気軽にお越し下さい。

 

新事務所形態と新後援会組織へ

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宮沢けいすけ活動報告  メールマガジン2013/5/16 #95

発行部数 1600部

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(このメルマガは名刺交換等させて頂いた方にも送信させて頂いております。

読んで頂き誠にありがとうございます。今後とも皆様に関心を持って頂ける

よう努力して参ります。)

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INDEX

【1】事務所の大改修(シェアオフィスとアーバンデザインセンターへ)

【2】 後援会報告    (準備委員会を開催します)

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【1】 事務所の大改修(シェアオフィスとアーバンデザインセンターへ)

選挙事務所として利用させて頂いておりました、

旧まつきや文具店跡が今、みんなの手で生まれ変わろうとしています。

現在は真っ白い壁に、打ちっ放しのコンクリートの床。

今後はシェアオフィスとして(賃料4畳で2万円程度+光熱費)

アーバンデザインセンター(=街をデザインする場)として

地域の課題解決や地域のまちづくりの拠点にして

ゆきたいと考えております。

また、最大50名収容可能なフリースペースもあるので

どうぞお気軽にご利用ください。

(お知らせ)

使っていない家具類が御座いましたら、ご連絡ください。

大切に利活用させていただけるものがあればと思っております。

シェアオフィスに関するお問合わせ

宮澤圭輔      090‐7869‐2311

岩崎設計事務所 090‐8552‐5200(岩崎)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【2】 後援会報告    (準備委員会を開催します)

選挙期間中には大変多くの方にお世話になりました。

これかもそれらの御縁を大切にしながら、皆さんと一緒になって

静岡市の事を考え、より良い静岡市を作りあげて行きたいと

考えております。

また、これまで組織を持たずに活動してきたことから

地元若手有志が中心(事務局)となり、後援会設立の準備を

勧めております。

つきましては下記の日程で準備委員会を実施致して参ります。

「宮沢けいすけ後援会 準備委員会」

日時   5月22日(水曜日) 19時より (次回予定5月29日水曜日 )

場所   宮竹2丁目18-1(宮沢けいすけ旧選挙事務所)

後援会発足に関するお問い合わせ先

 090-4263-7656(事務局 斉藤洋介)

今後の後援会活動について、ご質問やご意見など御座いましたら

ぜひ、ご一報ください。

みんなで良い会にしてゆきたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・

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最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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